Golden Treasure[ジョジョーGWー]
第7章 第三指令
こうしてジョルノが運転をし、フーゴが助手席に、ミスタが後部座席で見張りをすることになった。
ジョ「っ…テルミニ駅に置いてきた毒蛇が今、敵の部品に戻りました」
フ「本体は始末した。これで5人。情報が確かなら暗殺者チームの残りはあと2人」
ミ「だが油断ならねぇ。ヴェネツィアまで一気に走るぞ」
ジョルノは車のスピードを上げた。
一方亀の中では
ナ「、大丈夫か?怪我してねぇか?」
「大丈夫だよ、だってブチャラティもトリッシュも2人とも無傷でしょ?」
ア「だからってお前が怪我してねぇってことにはならねぇ。見せろ」
アバッキオはの手を引いて自分の方へと引き寄せた。
「ちょっ…」
ブ「本人が大丈夫だと言ってるんだ。手を離せ。アバッキオ」
珍しくブチャラティが語気を強めた。
ア「あ?」
「ブチャラティ…??」
ブ「離せと言ったんだ。聞こえなかったのか?」
ア「なんだとこのっ…」
アバッキオがブチャラティに向かって行こうとすると、ナランチャが喧嘩を止めるためアバッキオの前にでた。
ナ「まぁまぁアバッキオ、落ち着きなって。ブチャラティもどうしたんだよ。こんなことで怒るなんて、らしくねぇじゃあねぇか」
ア「…」
ブ「…そうだな。アバッキオ、すまない」
ブチャラティはソファに座り、パソコンを見始めた。
ア「あぁ」
「…」
(ブチャラティ…きっとブチャラティも精神的に追い詰められてるんだ…)
ア「本当に怪我は…」
「ないよ、全く…心配しすぎ!これでも一応スタンド使えるんだからね?」
は優しくアバッキオの手自分の腕からを離した。
ア「分かってるが…」
「大丈夫」
ア「んん…」
「トリッシュ」
ト「なに?」
「ヴェネツィアに着いたらさ…」
2人はまた話し始めた。
するとパソコンを見ていたブチャラティが声を上げた。
ブ「むっ…ボスから新しい指示が来ている」