Golden Treasure[ジョジョーGWー]
第8章 最終指令
、ア、ナ、ト「「「「あっ…」」」」
「どんな?」
ブ「アバッキオ、ここの椅子の所に来てくれないか?」
ブチャラティは椅子が置いてあるそばに立っていった。
ア「俺?」
アバッキオと一緒に他の者もブチャラティのそばに行った。
ブ「指令の内容だ」
ブチャラティはアバッキオにパソコンを見せた。
ア「"アバッキオのムーディーブルースをダイニングチェアのそばにて、14時間以上巻き戻せ"」
「14時間以上…てことは私たちが入る前に誰かがこの亀の中に入ってたってこと?」
ブ「うん、おそらくそういうことだろう」
ア「わかった。じゃあ15時間辺りからサーチするぜ」
するとムーディーブルースは椅子の上に立った。
ナ「おおっ…」
そしてある人物へと変身した。
ア「変身したぞ」
アバッキオはムーディーブルースを一時停止した。
ナ「あれ?このジジイ見たことあるぞ!」
「これはあの時の…」
ブ「幹部のペリーコロさんだ!ネアポリス駅の水飲み場に亀を置いたのは彼だったようだな」
ア「そして約14時間前、この亀の中に入ってきた。リプレイするぞ」
ガチャッ
ぺ「ブチャラティとそのチームよ。君たちに最後の指令を伝える。」
ブ「ん?最後だと?」
ぺ「こんな方法でメッセージを伝えるのは、情報漏洩を防ぐためであり、最も重要で絶対に誰にも知られてはならない。ボスへのトリッシュの引き渡し方法を述べるからだ」
ト「あっ…」
「っ…」
ブ「引き渡し?」
ナ「方法…」
ぺ「それでは言う。ヴェネツィアに無事着いたら、この彫刻の所へ行き、像の中のOAディスクを手に入れよ。」
ペリーコロさんは胸ポケットから一枚の写真を取り出して言った。
ペ「その中に受け渡しデータが入力されている。」
そして写真に火をつけた。
ナ「なっ…火をっ…!」
「証拠を無くそうとしてるんだ…」
ブ「アバッキオ、ポーズしろ!」
ア「あぁ」
アバッキオはムーディーブルースを一時停止した。
ブチャラティは近くに寄って写真を見た。
「ここは…」
ブ「あぁ、たしかここはヴェネツィアの入り口…サンタルチア駅前
…そこのライオン像だ」