• テキストサイズ

Golden Treasure[ジョジョーGWー]

第7章 第三指令


ミ「…」
ミ(ジョルノの言うように、泣き言一つ言わないボスの娘もたしかにすごい…しかし…組織の一員でもないのに、彼女の命も守り心のケアもしようとする、いや、彼女のことだけじゃあねぇ、俺たちのことまで守ろうとするも彼女に引けを取らないくらい、強ぇ。実際、がいなかったらやばかった場面が多々あったからな…自分もつらいことがあっただろうに、それも感じさせない…そんな彼女の強さと優しさにみんな惹かれているのだろう…俺もどっかのタイミングでアピールしねぇと…)

ミスタが思っていたことはみんなも思っていたことだった。
しかしミスタがそんなことを考えていると

No.5「うわーん!ミスター!!」

ミ「あ?」

No.5「No.2とNo.3に言ってくれよぉ!僕らにもハンバーガー分けるようにって!」

ミ「はぁ??何言ってんだ、今ここには食べ物なんかないって…え?」
ミスタの上からパンクズがポロポロ落ちてきた。

ミ「あっ!おめぇら!それどっから…!ま…まさか…」

そう、運転手のハンバーガーをピストルズが奪ったのだ。
そのせいで、亀の存在が運転手にバレて持ち上げられてしまった。
そこでミスタがパンチを運転手にかました。するとトラックがスリップしてガードレールに衝突した。
もちろんみんなにも衝突音は聞こえ、多少の振動があった。

一同「「「「「「うぉっ」」」」」」

「うっ…大丈夫?トリッシュ」

ト「え、えぇ…」

ブ「何事だ!」

フ「ミスタ!お前天井見張ってたよな!?何があったんだ!」

ミ「えっ?俺?え…いやぁ、見当もつかねぇなぁ…ちょうど見てなかったもんで…あれぇ?もしかしてトラック止まっちゃってるのかなぁ?あはっ」

「怪しすぎる…」

トラックの運転手が外に出た瞬間を見計らって、ミスタが亀を持って外へと走った。
すると運のいいことに、コインパーキングを列車が次に止まるであろう駅のすぐ近くに見つけた。

ミ「ブチャラティ!車がたくさん置いてあるぞ!」

ブ「俺ととトリッシュはここにいるから、お前たちで車を調達してくるんだ」

言われた5人は外へ出た。

ナ「早いとこどれか盗もうぜ!」

フ「バカか!すぐに足がついて情報が敵に伝わってしまうだろうが!そうなったら待ち伏せされかねない!」


/ 208ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp