Golden Treasure[ジョジョーGWー]
第7章 第三指令
「ナランチャ大丈夫?その…歯とか…うぅっ」
はナランチャの口から歯茎が溶けるようになっていたのを思い出し少し顔をしかめた。
ナ「なんともねぇーよ?ほら!」
ナランチャは綺麗に並んだ歯をニッと見せた。
ミ「よかったなぁ、でももうあんなの二度とゴメンだぜ、気持ち悪りぃったらありゃしねぇ」
ブ「…」
ト「…」
「ミスタはもう頭大丈夫なの?」
ミ「お、ちょっともう一回見てくれよぉ」
ミスタはの近くに行きたくて、ニヤニヤしながら近づいてきた。
「いいよ、どれどれ…」
フ「もうとっくに治っているでしょう」
ジョ「ちゃんと屋根の見張りしておいてください」
ア「そうだ、しっかり見ておけ」
ミ「あぁ?んだよ、ったく…あいつらこう言う時だけ協力プレーしてきやがって…」
ブ「…」
ト「…」
「?もういいってことなのかな」
ジョ「そうですよ、も少し休んで」
ジョルノはをアバッキオの横、すなわちソファの端に座らせ、自分とナランチャはその隣に立った。
ア「おいフーゴ、今はどの辺だ」
フーゴは地図を出した。
フ「今はこの辺りです」
ア「このままバレなければ、明日か明後日にはヴェネツィアだが…」
フ「んっ…」
ブ「…」
ト「…」
5人とは対角のソファに座って先ほどからずっと黙っているブチャラティとトリッシュを見た。
ナ「なんかよぉ…すげぇ険悪なムードにになっちゃってるんですけど…トリッシュ…ブチャラティに何か厳しい事でも言われたのかなぁ?」
ジョ「いや、きっとブチャラティが何も言わないから彼女は不安になっているんだ」
ジョ(トリッシュは多分、自分でも気づいていないスタンド使い。そして謎の父親…いろいろな問題が彼女を圧迫している。しかし…話に触れる事は禁じられている。僕なら、何とか彼女の能力を調べたい。きっと謎のボスへのヒントになるだろう)
「…」
(1人にさせるべきじゃあなかったな…ずっと何か一緒に話していれば良かった…)