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Golden Treasure[ジョジョーGWー]

第7章 第三指令



ポンッ

「?」

頭の上にブチャラティの手が置かれたので、ブチャラティの方を見た。

ブ「心強いよ。がいてくれて。何度君に救われたことか。俺だけじゃあない。トリッシュも含め、全員が命だけじゃあなく心まで救われている。ありがとう」

ブチャラティはの頭を撫でた。

「…良かった、そう思ってもらえて」

は少し顔を赤らめて、俯いた。
その様子をブチャラティは穏やかな目で見つめていた。

ミ「ん…」

するとミスタが意識を取り戻した。

「あ!ミスタ!」

ミ「あ…俺の天使だ…」
ミスタは見つめてくるの頬に手を添えて言った。

「え…」

ミ「やっぱ俺死んだのかな…」

ブ「何を言ってるんだミスタ、早く起きろ」

ミ「え!?ブ、ブチャラティ!?てことは俺生きてる!?」

ミスタはブチャラティの声が聞こえ、飛び起きた。

ブ「あぁ、生きてる。治ったなら次の移動手段を探すのを手伝ってくれ。敵は倒したが、もう情報は伝達されてしまった。追手が来るのも時間の問題だ」

ミ「死にっぱぐれたってのに人使い荒いぜぇ…」

「いいから探すよ、ミスタ」

ミ「俺と口聞いてくれんのか!?」

「命懸けで戦ってくれたから許してあげる」

ミ「よぉし、移動手段を探せばいいんだなぁ?どれどれ?」

に口を聞いてもらえてご機嫌になったミスタは移動手段を意気揚々と探し始めた。

「全く…」

ブ「ミスタらしいな」

一向はミスタが見つけたヴェネツィア行きのトラックにこっそり亀で乗り、移動することにした。


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