Golden Treasure[ジョジョーGWー]
第7章 第三指令
ぺ「落ちる?落ちるだって?落ちて砕けるのはこいつらの方だ!」
ペッシは近くにあった尖った石に思い切り亀を打ち付けようとした。
ぺ(もう間に合わねーぜ?地獄を味わえブチャラティ)
ブチャラティはスティッカーフィンガーズでパンチの射程距離を伸ばした。
しかし
ブ「なにっ!?」
No.6「やばいぞ!!」
ギリギリのところでペッシにパンチが届かなかった。
ぺ「おわりだぁ!!」
フワッ
ぺ「え?」
打ち付けた先には先ほどの尖った石ではなく、コットンの花がその石を厚く覆うように咲いていた。
「はぁ…はぁ…」
No.6「やったー!が止めたぞ!!」
ブ「よくやった!!」
ブチャラティは少し前に出た。
ブ「何をやったってしくじるもんなのさ。ゲス野郎はな」
ブチャラティはもう一度ジッパーで手を伸ばすと、ペッシを自分の方へと引き寄せ、スティッキーフィンガーズでラッシュを繰り出した。
ス「アリアリアリアリアリアリ…アリィ!」
ブ「アリーヴェデルチ(さよならだ)」
スティッキーフィンガーズにアリアリされたペッシはバラバラになり、近くの池に落ちた。
ブ「がいてくれなきゃ、部下を失うところだった。ありがとう。」
No.6「すげーかっこよかったぜ!!これでまたミスタも惚れちまうなぁー!」
ブ「それは言っていいのか?No.6」
No.6「平気!平気!」
「ふふ、ありがとうNo.6。ブチャラティも、戦ってくれてありがとう。」
ブ「幹部なのだから、当たり前だ」
ブチャラティは列車の近くで死んでいるプロシュートの方を見た。
もそちらの方を見ると、ブチャラティと共にそちらへ寄った。
ブチャラティがプロシュートの身辺を探ると、
「あ、電話だ…」
ブ「…やはりこのまま列車には乗っていけないな」
No.6「そうだよなぁ!仲間に連絡してねぇわけねぇよなぁ!」
ブ「俺たちの目的地や亀のことも間違いなく伝わっている。ここからは別の方法で移動しなくてはならない」
「本当一筋縄じゃいかないねぇ…」