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Golden Treasure[ジョジョーGWー]

第2章 再会


「!?」
は少し怯えた表情をした後すぐに後ろを振り向いた。

「ヴィオレンツァ…」

ヴィオレンツァは走ってこちらへやってきた。

ヴィ「わざわざ迎えにきてくれたのかい?」

「あ、うん…喜んでくれるかな…って思って…」
は苦笑いをした。

ヴィ「そうか…ありがとう。ただいま、ハニー」

そう言ってヴィオレンツァはを抱き上げて一回転した。

ジョ「…」

「ちょ、ちょっと…みんな見てる…恥ずかしいよ…」

ヴィ「ごめんごめん、の姿を見たら嬉しくて…会いたかったよ」

今度はを抱きしめた。

「…私もだよ…ヴィオレンツァ…」

ヴィオレンツァは黙って見ていたジョルノに気がついた。

ヴィ「、彼は誰?」

ジョ「僕は…」

「ううん、知らない人」

ジョ「!?」

「行きましょう、迎えの車が来てる」

ヴィ「そうか…そうだね、早く家に帰ろうか」

ジョ「…」

たちは振り向きもせず車へと向かっていった。

ジョ「なんだか気分が悪いな」

ジョ(知らない人…か…あんな親しげな人がいたとは…よく考えればいないわけないか。やはりこんな感情は捨てよう。こんなことで悩むのは無駄なんだ。無駄無駄…)

そんなことを思いながらジョルノは小銭を稼ぎに行った。
そしてジョルノは日本から来たという広瀬康一と出会うのだった。








たちは迎えにきていた車に乗り込んだ。

ヴィ「ちゃんと来たんだな、来ないかと思ってた」

「うん…だって言われたから…」

ヴィ「そうか」

「うん…うっ…くっ…はぁ…はぁ…」

がヴィオレンツァの隣で心臓を抑えて苦しみ出した。

ヴィ「はぁ…またか」

ヴィオレンツァは冷たい目でを横目で見ながら言った。

「ご、ごめん…はぁっ…はぁっ…」

ヴィ「薬は飲んだのか」

もう視線は前を向き、の方など見てもいなかった。
は頷くしかできなかった。
は生まれつき不整脈であった。命に別状があるわけではないものの時々このように苦しくなるのだ。
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