Golden Treasure[ジョジョーGWー]
第2章 再会
また別の日、ナランチャとミスタとフーゴが店に行くと
ミ「なんだって?今日はいない?」
店主「あぁ、今日は休みなんだ」
ナ「なんでだよー」
店主「ヴィオレンツァが出張でアメリカに行ってたんだが今日帰ってくるらしくてな、その迎えに行くんだとさ」
フ「わざわざ迎えに…」
店主「あぁ、本当に仲のいいカップルだよ、みてて微笑ましいねぇ」
ナ「…帰ろうぜ」
ミ「そうだな…」
フ「うん…」
店主「なんだい、食っていかないのかい?」
ミ「食欲が失せちまったぜ、悪りぃな」
3人はピザを食べずに帰ってしまった。
その頃はというと
「はぁ…なんでこんなことしなくちゃいけないんだろ…」
店主の言ったとおり、ヴィオレンツァを空港で待っていた。
ヴィオレンツァに迎えにくるよう言われていたのだ。
「あれ?あの人…」
は見かけた人物に声をかけた。
「あの、ジョルノ・ジョバァーナさん?ですよね?」
ジョ「ん?あ…あなたは…」
「前ハンカチお借りしたです。あの時はありがとうございました」
は丁寧にお辞儀をした。
ジョ「さん…て言うのか…いえ、別にそんなお礼されるようなこと何もしてないですから…頭を上げてください」
は頭を上げると、思い出したようにバッグを探った。
「あの…これ」
ジョルノに渡されたのは前に貸したハンカチだった。
「いつかまた会った時に返そうと思って持ち歩いてたんです。良かった会えて」
はにっこりと微笑んでいった。
ジョ「っ…返していただかなくても良かったのに」
ジョ(笑顔を見るとドキドキしてしまう…あなたに持っていて欲しかった…)
「ううん、ダメですよ。助かりました、ありがとう」
ジョ「いえ…」
「私海沿いの露店で働いてるんです。ピッツァが美味しいから良かったらぜひ食べにきてください。サービスしますから」
ジョ「わかりました。ありがとうございます」
するとタイミング良く、いや悪く、ヴィオレンツァがの姿を発見し、呼び出した。
ヴィ「!」