Golden Treasure[ジョジョーGWー]
第7章 第三指令
ミ「当然2だろう?も勝てると言ってたしな」
「うん」
ミ「それに彼女を連れて脱出するには列車を止めねばならない。危険が大きすぎる…暗殺の方が確実だ。俺のセックスピストルズでの暗殺のほうがな」
ミスタは銃を構えた。
ブ「確かに、そのとおりか。しかし時間はないぞ。ものすごいスピードで年を取っていく…」
「くっ…」
の手にある花も枯れてはいないが先ほどよりは萎れてきていた。
ナ「ブ…ブチャラティ…手…手が…」
「はっ…ナランチャ!」
ナランチャの手からは爪が剥がれかけてきていた。
ナ「ボ…ボロボロになっていくんだ!崩れていくんだ…」
ミ、ブ「「はっ…」」
ミ「確かにブチャラティ、時間はものすごく少ないようだ!」
ジョ「待ってください、ミスタ…行くのは…まだ早い…」
「ジョルノ…」
ミ「何妙なこと言ってんだ、ジョルノ」
ジョ「まだ行くのは早いと言っているんです…」
ミ「一刻を争うことなんだぜ!?」
ブ「待て、聞くんだ!何が言いたいんだ、ジョルノ」
ジョ「先程も言っていましたが…老化スピードが…僕たちとブチャラティで違うのはなぜでしょう…」
ト、ブ「「はっ…」」
「…」
ブ「俺とミスタは比較的症状は軽い…トリッシュとはもっとだ…なぜだ…」
ミ「老ける老けないは個人差があるのさ!俺は行くぜ!」
ジョ「いいえ、無差別に全員老化で殺そうと攻撃するのなら、目的である彼女まで死なせてしまう危険を冒すことになる…」
「はっ…待ってミスタ」
ミ「…」
ジョ「わかったか…?」
「私とトリッシュより、ブチャラティ達の方が老化している…そしてブチャラティとミスタより、ナランチャやジョルノの方が老化が進んでいる…それは女性と男性の違い、そして冷たいものを口にしていたかどうかの違い…つまり…体温が老化のスピードを左右する…ってこと?」