Golden Treasure[ジョジョーGWー]
第7章 第三指令
ア「"娘を守ってくれて礼を言う、ブチャラティ。ネアポリス駅6番ホームにある亀のいる水飲み場へ行き、この鍵を使え。そして列車にて娘をヴェネツィアまで連れてくること。追伸、君への指令はヴェネツィアにて終了する"」
「亀…」
ア「駅の水飲み場に何があるんだ?」
ブ「ボスは敵に見つからず移動できる方法があると言っていた。駅は危険だが、信じて行くしかない」
ナ「ボ…ボスは!ヴェネツィアにいるのかなぁ!?その文面の感じは」
ブ「そんなことは考えなくていい。俺たちは指令どおりやるだけだ。10分後のフィレンツェ行き特急。それに乗る。ミスタ、尾行は?」
ミ「今のところは大丈夫だ。だが駅はやばいぜ。金つかまされてるやつらがあっという間に敵に知らせる」
フ(ボスの娘、トリッシュ。会ったことのない父親のため、自分の身を狙われて、一体どんな気持ちなのだろう)
フーゴはトリッシュの方を見て考えた。
「…」
もフーゴと同じことを考えていた。
ミ「そうかそうかフーゴ。ケケケッ…俺もさっきから彼女のアレが気になってしょうがねぇんだよぉ」
「ん??」
ミ「は確かあそこまで大きくなかったよなぁ?」
フ「えっ?」
フーゴとがミスタの視線の先に目をやると、トリッシュの谷間があった。
「…」
ミ「ゴクリっ」
ミスタは唾を飲んだ。
フ「あ…あぁ…あれは…」
キキーィッ!
フ、ミ「「あっ…」」
車が急に車線変更したので、二人はバランスを崩し、フーゴはトリッシュの胸に、ミスタはの足の間に顔を埋めるような形になってしまった。
フ「あ…」
ト「あ…」
フーゴとトリッシュは間近で見つめ合った。
ミ「おっとと…わ、悪ぃ…」
「…」
ミ「あ!うぁぁぁぁっ!」
ミスタはフーゴたちの様子に気づくと急いでフーゴをトリッシュから引き離した。
フ「おおっ」
ミ「フーゴを許してやってください!別に悪気があったわけじゃありません!ブレーキにかこつけてあなたのおっぱいをのぞこうとか、スカートの中の太ももさんに指をはわせようなんてことは…つい出来心でして、はい…」
ミスタは胸の前で両手を握り、トリッシュに懇願した。