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Golden Treasure[ジョジョーGWー]

第7章 第三指令


今回はジョルノが運転、助手席にアバッキオ、運転席の後ろにナランチャ、助手席の後ろにブチャラティ、そして三列目シートを向かい合わせるような形にして、ナランチャの後ろにミスタとフーゴ、ブチャラティの後ろにトリッシュとという席順になった。

ア「もう一度、手に入れた鍵を見せてくれるか?ナランチャ」

ナ「あ〜?ほいっ」

ナランチャはアバッキオに鍵を投げた。

ア「待て!投げるな!あっ…うぁぁぁ!!この野郎…」

アバッキオは鍵を落としてしまった。

ナ「大げさだなぁ。痛みを感じるっていい前兆じゃあないのよぉ」

ア「30分前にくっつけてもらったばかりなんだぜ…痛ぇんだよ!まだ。チクショー…はぁ…」

「ん…」
二人の騒がしい声に目を覚ました。

ミ「お?目ぇ覚ましたか?」

「ミスタ…」

ブ「具合はどうだ?」

「大丈夫…はっ!!ジョルノ!ジョルノは!?」

ジョ「ここにいますよ」
ジョルノは運転席から言った。

「生きてる…良かった…良かった…」
またの目からはポロポロと涙が出てきた。

ミ「あーあー、そんな泣くなよ、な?」

ミスタはの涙を優しく親指で拭った。

フ「どさくさに紛れてにさわらないでください、ミスタ」

「フーゴも無事だ…アバッキオは…?」

ア「ここだ」

「アバッキオも生きてた…ぐすっ…手…手は…?」

ア「問題ねぇ。さっきブチャラティにくっつけてもらった。まだちと痛むがな。それよりも俺はこのガキよりあとに俺の心配だってのが気に食わねぇぜ」

「じゃあ失わずに済んだのね…良かった…鍵…鍵は!?」

はアバッキオの最後の言葉だけを完全にスルーした。

ア「スルーかよ…忙しいやつだな、鍵もここにあるぜ」

アバッキオはキーをもう一度拾い、に見せるとそこに書いてある文字を読んだ。

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