Golden Treasure[ジョジョーGWー]
第6章 第二指令
2人の視線の先には鍵とそれを持ってきたのであろうムーディーブルースの手があった。
ジョ「鍵と…」
「ムーディーブルースの手…!!アバッキオはきっと敵に…」
、ジョ「「はっ…」」
ジョ「も分かったのか?」
「鏡に映った敵を見たものだけが、鏡の中の世界に引き摺り込まれ、敵はその中を自由に動ける…」
ジョ「うん…そして鍵を取りに行ったアバッキオに敵が気づき、破片をいくつか持っていったんだ…アバッキオより先に鍵を取るために」
「だけどアバッキオは敵より先に鍵を手に入れ、戦い、私たちのところへ届けた…」
キラッ
その時またあの眩しさがを襲った。
「あっ…!ジョルノ!敵はまだ生きてる!おそらく鏡を持ってる!鍵を手に入れた私たちを追ってきてる!」
ジョ「、僕とパープルヘイズから出来るだけ離れるんだ」
「一体なにを…はっ…まさか…!!」
ジョ「早く!時間がない!」
ジョルノはの背中を押すと、一度息を大きく吸い込んで止め、パープルヘイズのウイルスに触れた。
「ジョルノ!!」
するとゴールドエクスペリエンスだけを残し、ジョルノは消えてしまった。
「そんな…ジョルノ感染しちゃった…これじゃあ…ジョルノは…死んじゃう…」
は涙で視界がぼやけた。
「ぐすっ…はっ…」
しかしいきなり敵らしき人物だけが現れたので、は咄嗟に物陰に隠れ、様子を見た。
「ぐすっ…ゴールドエクスペリエンス…?」
するとなにやらゴールドエクスペリエンスはパープルヘイズがいた近くのレンガを蛇に変えていた。
蛇は敵の方へと向かっていた。
すると
「はっ…!」
パープルヘイズが敵の首を掴んだ。
イ「なっ…何!!せ…せっかく腕を失う覚悟までして、外に出てきたっていうのに、こんな…こんな…ううっ!」
パープルヘイズはイルーゾォを壁に押し付けた。
イ「うぁぁぁぁっ!や…やめろ!やめろーっ!くそーっ!食らっちまう…こ…このウイルスのカプセルを割られたら…」