• テキストサイズ

Golden Treasure[ジョジョーGWー]

第6章 第二指令


ア「こいつが出るって事は、フーゴはとりあえず今無事なようだが…
チクショー…フーゴはどこにいる?どうやって身を守っているんだ…!」

するとパープルヘイズがうめき声を上げながら立ち上がった。
それを見たアバッキオは左手での口と右手で自分の口を押さえながら、後ずさって言った。

ア「下がれジョルノ。もっと後ろに下がるんだ!」

ジョ「んっ…」

ア「フーゴはこいつをめったに出さないんだ。かなり追い詰められてなきゃ出さない。つまり、フーゴはどこかで戦おうとしてるんだ…もっと下がれジョルノ!」

アバッキオはの口は抑えたまま、自分の口から手を外し、ジョルノの肩を後ろに引っ張った。

ジョ「あ…」

「さっきからフーゴの居場所よりも、スタンドの方を気にしてるけど…」

どんなスタンドなのか、そう聞こうとすると

パ「うばしゃぁぁぁ!」
パープルヘイズがいきなり空中に向かってパンチを繰り広げた。

3人「「「!?」」」

「な…なに…」

ジョ「なんだ!?いきなり攻撃し始めたぞ!」

ア「マズいぜ…ここにいるのはマズい!逃げるぞ!来い!」

アバッキオはジョルノの肩をひいたが、ジョルノはアバッキオの手を振り払った。

ジョ「何を言っているのか分かりません!あの鏡に何かある!フーゴがどこにいるのか、それを突き止めることの方が重要だと思います!」

アバッキオは相変わらずの口からは手を外さないまま、右手でジョルノの胸ぐらを掴んだ。

ア「口答えしてんじゃあねぇぞ!ガキが!俺はてめぇなんかどうなっても構わねぇが、何も知らねぇんで親切で言ってやってるんだ!」

すると今度はパープルヘイズが壁に向かってパンチをした。

パ「うばしゃぁぁ!」

「アバッキオ!」

3人がパープルヘイズの方を見ると、パープルヘイズは崩れた壁を粉々にしていた。

ア「殴りやがった!走れ!ジョルノ!」

するとパープルヘイズの近くにカラスが1匹落ちてきた。

3人「「「あ…」」」

「カラスが…」

ジョ「いきなり…」

/ 208ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp