Golden Treasure[ジョジョーGWー]
第6章 第二指令
ア「ポンペイか。ガキの頃遠足で来たきりだな」
「そうなの?」
ア「あぁ、お嬢様の学校は行かねぇのか?」
「行ってないなぁ。私が学校を辞めちゃってから他の子は行ったのかもしれないけど」
フ「アバッキオ、ジョルノ、、急ごう」
フーゴが時計を見て言った。
ア「ゆっくり観光案内と行きたい所だが、そんな時間はなさそうだな」
「今度案内して」
ア「あぁ」
アバッキオはの頭を撫でた。
ジョ「行こう」
それを見たジョルノはの手を引いた。
ア「チッ」
アバッキオも歩き出した。
フ「目的の場所は、この先100メートル位だ。例のものをとってみんなのところに戻るまで、30分というところか」
4人は鏡の前に立った。
フ「あっ…!アバッキオ、ジョルノ、、用心を」
3人「「「んっ…」」」
アバッキオとジョルノはの後ろに立った。
フ「こんなに早く見つかるとは…」
ア「何人だ?」
フ「1人。今のところ。後ろの石柱の影から僕らを覗いている」
ジョ「石柱…どの柱に入るんです?」
ジョルノは後ろを見て言った。
フ「ボケッとしてんなよ、ジョルノ。柱は一本しかない。角度で見えないのか?」
ア「フーゴ、確かに柱は1本だが…俺も誰一人見えない…」
「私も見えない…」
フ「ふざけんじゃあないぞ!向かってくるぞ!」
3人「「「ん?」」」
3人は後ろを見たが何もいない。
「フーゴ?」
フ「そいつだ!歩いてくるやつさ!」
フーゴは振り返り指を指した。
3人はもう一度後ろを振り返ったがやはり何もいなかった。
そしてフーゴにも誰の姿も見えなかった。
フ「え…?」
3人「「「あ…」」」
3人はフーゴの方を向いた。
フ「い…いたんだ…あの柱のところから男が出てきたんだ!鏡に映って見えたんだ!ハッ…!!」
フーゴは鏡の方を向いた。
鏡を見るとフーゴの目にはやはり近づいてくる者がいた。
フ「な…何ぃ!!そこだ!そこにいる!出てきたぞ!」
フーゴはもう一度石柱を指差した。
フ「えっ…」
しかし振り返るとやはり誰もいない。
フ「くっ…こ…こいつ、鏡の中に…」
すると鏡の中で近づいてくる男がスタンドを出した。