Golden Treasure[ジョジョーGWー]
第5章 第一指令
フ「ナランチャ、もう一回言ってみろ」
ナ「だから買い物…」
フ「そっちじゃない!お前今敵に居場所がバレたって言ったな!?」
ナ「でもすぐにやっつけた」
フ「そういう問題じゃあない!」
ア「ブチャラティ、すぐにこの隠れ家を出るべきだぜ」
フ「僕があれだけ注意したのにこいつときたら…はぁ…」
ナランチャは頭を抱えた。
「私も一緒にいたのにごめんなさい…」
フ「は謝る必要ない。出来ないこいつが…」
「で、でもあれはどうしても防ぎ用無かったと思うし、ちゃんと守ってくれたよ…?私のことも」
ア「を守るのは当然だな」
「ちゃんと尾行されてないかも見てたし、私のことも敵の前ではバレないよう名前を呼ばないようにしてくれてたし…」
ナ「知ってたのか?」
「知ってたよ」
ナ「ほら、もこう言ってることだし…」
フ「だからって許されるわけじゃあない!」
ジョ「、腕をどうかしたのか?」
「え…?」
ジョルノの言葉に皆のほうを向いた。
ジョ「ずっと左腕を気にしてるようだから、何かしたのか?まさか怪我でもしたのか?」
ナ「え!?怪我したのか!?」
「し、してないよ!ちょ、ちょっと肌寒いなぁと思ってただけだよ!」
ア「見せろ」
アバッキオがの腕を見ようとすると、は避けた。
「ほ、本当に大丈夫だから!!」
ア「いいから見せろ」
今度は逃さないよう、アバッキオが半ば強引にの袖をまくった。
ジョ、ア、ナ、フ、ブ「「「「「!!」」」」」
の腕には広範囲に火傷の跡があった。
ナ「なんで言わねぇんだ!」
フ「なんでお前はを守らなかったんだ!」
ア「こりゃ結構いてぇだろ…」
ブ「どのくらい痛む?」
ジョ「…」
「別に大したことないよ…すぐ治る。それにこの怪我に関しては私が勝手にやったことでこうなってるだけだから、ナランチャは何も悪くない」