Golden Treasure[ジョジョーGWー]
第5章 第一指令
ナランチャの方が僅かに速く、ホルマジオの体をエアロスミスか蜂の巣にした。
ホ「うげっ…」
「やった…!」
ホ「しょうがねぇなぁ…たかが買い物来んのもよぉ…楽じゃ…なかっただろ…え?ナランチャ…これからはもっとしんどくなる…ぜ…!てめぇらは…」
ホルマジオはそう言い残すと、どさっと倒れ込んだ。
それを見届けたナランチャはエアロスミスをしまうと、片膝をついた。
「ナランチャ!」
はナランチャに駆け寄った。
ナ「買い物してこいって…はぁ…はぁ…命令…未完了…金も品物も…プレゼントも…全部燃えちまった…」
「そうだね…でも、プレゼントは無事だよ」
ナ「え?」
の手にはナランチャがあげたプレゼントの袋があり、にっこり笑っていた。
ナ「な、なんで…」
「初めてナランチャからもらったものだから、絶対燃やしたくなくて、爆発する寸前にスタンドで車から出したんだ。でもそれに必死で他の物も出せなかった…ごめ…」
ギュッ…
ナランチャはプレゼントを守ろうとする健気なが愛しくなり、思わず抱きしめた。
「…ナランチャ?」
ナ「この任務が終わったらさ、いつでもなんでもプレゼントするよ。毎日プレゼント贈るよ」
「気持ちだけで嬉しい、ありがとうナランチャ」
ナ「俺やっぱりのこと好きだ。大好きだ。」
チュッ
「ん…ちょっとナランチャ…」
ナ「デートしてくれてありがとよ、」
「こちらこそありがとう」
ナ「帰ろうぜ。そろそろフーゴ辺りが騒ぐだろうからよ」
「そうだね」
2人は帰るとみんなにあった出来事を話した。