Golden Treasure[ジョジョーGWー]
第5章 第一指令
ホ「捕まえたぞ、しょうがねぇなぁ!」
ホルマジオは手にを持ち、ナランチャを踏みつけた。
ナ「うぐっ…」
「ナランチャ!」
ホ「かなり手を焼いたがよぉ!」
ホルマジオは踏む力を強めた。
ナ「うげぇ!」
「やめて!」
ホ「一度リトルフィートの能力に落ちたものは決して逃れられねぇんだ。しゃべってもらうぜ。ブチャラティたちはボスの娘をどこに隠した?この女はボスの娘か?」
ナ「こ…殺せ!チクショー…殺しやがれ。俺が命惜しさに仲間の居場所を、チクると思ってんのかぁ!?あぁ!?」
ホ「うっ!」
今度は勢いをつけてナランチャを踏みつけた。
ナ「ぐぁぁぁっ!!」
「ナランチャ!!」
ナランチャは口から血を噴き出した。
ナ「はぁ…はぁ…」
ホ「娘の居所話すんならよぉ、今のうちがベストだと思うぜぇ?なぁ?お嬢ちゃん」
ナ「そいつに手を出すんじゃあねぇ!てめぇらが拉致しようとしてんのは、今手にいるのは、ギャングでもなんでもねぇ!ただの女だ!ブチャラティは命令に関係なくそういうことはすげぇ嫌うんだ!誰だって嫌うぜ!俺たちは守るっつったら、絶対に守るぜ!」
「ナランチャ…」
ホ「はぁ…くだらねぇ次元の話をしやがって…しょうがねぇなぁ…」
ホルマジオはナランチャをぐりぐりと踏みつけた。
ナ「ぐぁ!!」
「やめて!!」
ホ「仲間だとか女を守るだとかよぉ…そんな次元の話をしてんじゃあねぇぞ。ボスを倒せば、何千億って利益を生む麻薬の縄張りが手に入るって話をしてんだ」
ナ「て、てめぇ…」
「これ以上ナランチャを傷つけないで!やめてってば!はっ…そうだ…」
ホ「フッ…アハハハハハハッ!何千億だぜ!?何人死んだってちっとも変じゃねぇ金額だ!俺たちが手に入れる!もう後には引けねぇ!ボスと血のつながった娘なら、間違いなくスタンド能力を持っている!」
ナ「あ…」
ホ「ボスはそれを知られたくねぇんだ!娘の能力からボスの正体がきっと分かる!その娘はヒントなんだ!正体不明のボスを倒すための!なぁ、お前の能力はどんな能力なんだよ、えぇ!?」
ホルマジオはの方を見た。
ナ「やめろ!そいつを巻き込むんじゃあねぇ!」
「さぁ?」