Golden Treasure[ジョジョーGWー]
第5章 第一指令
話している間にもナランチャの体はどんどん縮んでいく。
「ねずみ…」
ナ「あぁ」
「連れ出せばいいのね」
ナ「、まさか!」
(ねずみさん…そこに見たことのない生物が、小さな人が、いるでしょ?その人を私のところまで連れてきて!!)
ナ「こっち向かってくる反応が2つあるぞ!、サンキュー!」
(あなたは逃げて!)
ネズミは背中にいたホルマジオをたちの方へ投げ飛ばし、戻っていった。
ナランチャはこちらに向かってくる反応を撃った。
ダダダダダッ!!
ナ「よし!命中!」
「やったね!」
ナ「あ…」
「なに…?」
ナ「やれてねぇ…チ、チクショー…俺が小さくなっていくってことは、エアロスミスのパワーも小さくなっていたってことかよぉ!あっ!野郎、動き出した!戻れ!エアロスミス!」
ナランチャはエアロスミスを戻し、の手を握って歩き始めた。
既にナランチャもと同じくらいのサイズになっていた。
ナ「ムカつくけどよぉ、どっかに隠れねぇと…やろうも必死だ。捕まったら何がなんでも俺にボスの娘の居所を吐かせようとする…」
ナランチャは歩道の端に瓶が並んでいるのを見つけると、の手をひき、そこへと走った。
「はぁっ…と、遠い…」
ナ「ハァ、ハァ…歩道の幅が遠い…」
するとびんの向こう側から猫が襲いかかってきた。
猫「シャーーー!」
「今はやめて!」
猫「ニャーー」
猫は襲いかかるのをやめてどこかへ行った。
しかし、上から水をかけられた。
ナ「あっ、うわぁっ!」
「かはっ!息が…!」
ナ「!大丈夫か?溺れてないか?」
ナランチャはにすぐ駆け寄った。
「ゲホッゲホッ、大丈夫…」
ホ「フッハハハハッ、ハハハハッ、ハァ…ハァ…」
2人が上を見上げると、水をかけてきたのは元の姿に戻ったホルマジオだった。