• テキストサイズ

Golden Treasure[ジョジョーGWー]

第5章 第一指令


「!!」

ナランチャの唇がの唇に触れ、すぐに離れた。

ナ「気づいてねぇみてぇだから、俺が教えてあげるけどさ、みんなのことを好きなんだ。仲間としてとか友達としてとか妹としてとか姉としてとかじゃあない。みんなを1人の女の子として好きなんだ」

「う、うそ…」

ナ「嘘なんかじゃあねぇよ。本当だ。だからその相談を俺たちの誰かにするのは間違ってる」

「し、知らなかった…」

ナ「ってよぉ、優しいし、可愛いし、頭もいいし、本当完璧な女の子だけどよぉ、自分の気持ちとか、人の気持ちにはとことん鈍感だよなぁ。そんなとこが好きなんだけどさっ!」

「ぐぅの音もでないです…」

ナ「だからさぁ、俺、今のこの時間、姉弟なんかじゃなくて、カップルとして過ごしたい。俺の気持ちも伝えたんだから、いいよな?」

「…わかった。いいよ」

ナ「やったー!じゃあにチューし放題…」

ナランチャはの方を見て口を尖らせると

「危ない!ナランチャ!前みて!」

ナ「う、うわぁ!!」

キキーッ!!

対向車とぶつかる寸前でナランチャは避けた。
そして2人はある程度買い物を終わらせた。

「よし、あとは化粧品かな」

ナ「了解!」

2人はジバンシィのお店に入った。

店員「いらっしゃいませ」

「えっと、2番の頬紅をください」

店員「かしこまりました、他にはございませんか?」

「ないです」

店員「かしこまりました。では今お包みいたしますね」

ナ「へぇ〜初めて入ったぜ。何に使うのかわかんねぇもんばっかりだ」

ナランチャはアイシャドウを見て言った。

「それはアイシャドウって言って、瞼に色をつけたり、陰影をつけたりするものだよ」

ナ「ほう、それやって何か変わんのか?」

「変わるよ!気分が変わる。他の人には何が違うのかわからないかもしれないけど、自分が変わった、可愛くなれたって思えたらその日はハッピーに過ごせるよ。メイクってそういうものよ」

/ 208ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp