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Golden Treasure[ジョジョーGWー]

第5章 第一指令


チュッ、チュ…











「んっ…!!」

はアバッキオに後頭部に手を回し引き寄せられ、キスをされた。
ブチャラティの時よりも、絡みつくようなキスを。

ア「分かったか?」

アバッキオは唇を離すと確認した。

「あ…」

ア「のことが好きだからだ。仲間としてじゃあねぇ。好きだから仲間だなんて俺は言いたくねぇし、認めたくねぇ。好きだから怪我すると心配になるし、困っていたらなんとかしてやりたくなる。こんな感情は初めてだ。俺自身戸惑ってる」

アバッキオの表情はなんとも儚い表情であった。

「アバッキオ…」

ア「だから夕方みてぇに自分の感情に収拾がつかなくなって、優しく出来ねぇ時がある。傷つけちまったよな。それは悪かった」

「うん、いいよ」

ア「はジョルノが好きか?」

「え?いや…」

ア「遠慮することねぇ。正直に言っていい」

「…分からない…みんなのこと大好きだよ、本当に。命に代えてでも守りたいと思う。でも誰のことが好きかとか、そういうのはまだよく分からない…ごめん…」

ア「そうか。なんだ、その、あれだ。別に俺が好きだと伝えたからってなんだってわけじゃあねぇ。ただ知ってて欲しかった。それだけだ」

「ありがとう、アバッキオ」

ア「あぁ。あ、あとジョルノよりはお前を幸せにできる自信も想ってる自信もあるからな。」

「またジョルノと張り合ってる」

ア「あんな若造に取られてたまるかよ」

「そういうことだったのね、ジョルノを嫌いな理由は。後から入って私のこと知らないはずなのに知ってて、しかも普通に話すし面白くなかったんだ。妬いちゃったの?」

ア「うるせぇ」

「かわいいなぁアバッキオは」

ア「あんま調子に乗ってると犯すぞ?」

アバッキオは言葉とは裏腹に優しくをベッドに押し倒した。

「ご、ごめんて…でもそういうことはちゃんと付き合ってからじゃないと私は嫌だな。いくらイタリア人とはいえ…ね」

ア「フッ、お前ならそうだろうな、冗談だ」

アバッキオはの上から退けた。



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