Golden Treasure[ジョジョーGWー]
第4章 任務の始まり
一方は部屋の中で
「私のファーストキス…」
(ブチャラティに奪われちゃった…でも全然嫌じゃあなかった…まだ私は好きかどうかわからないのに…もしかして私好きでもない人とでもキスできちゃうような女なの!?いやいやいや…でもアバッキオにキスされそうになった時も、あまりにも強引すぎたから嫌だったってだけで別にキスされることそのものが嫌なわけじゃあなかった…やっぱ私って嫌な女なのかなぁ…)
の悩みは一つ解消したものの新たな悩みがまた生まれたのだった。
部屋で少し休んだはある人物のところへ行こうとベッドから立ち上がった。
ガチャッ
ブ「、どうかしたか?」
「!?ブ、ブチャラティ…」
トリッシュの部屋はの部屋の二つ隣だったので、部屋の前で護衛していたブチャラティに話しかけられ、その瞬間はビクッと驚いた。ジョルノも護衛のため部屋の前にいた。
ブ「どうした?」
「あ、いや、その…ちょっとお腹空いたなぁなんて思っちゃって…へへ」
ブ「冷蔵庫に少しだけ食べるものが入ってるから、好きに食べるといい」
「あ、そ、そうなんだ、わかった。ありがとう…」
は気まずそうに下に降りていった。
ジョ「と何かあったんですか?ブチャラティ」
2人の様子を見て不思議に思ったジョルノは聞いた。
ブ「…」
ジョ「ブチャラティ?」
ブ「…気持ちを伝えた」
ジョ「気持ち?一体なんの…はっ!まさか…」
ブ「好きだと伝えた」
ジョ「…はなんと…?」
ブ「まだ分からないと言われた」
ジョ「分からない…」
ブ「あぁ」
ジョ「なら僕にもブチャラティにもまだ可能性はあるということですね」
ブ「そうだな」
ジョ「まぁどちらにせよ、僕が手に入れますけどね」
ブ「新人に先を越されては部下に示しがつかない。俺も全力でかかる」
この日からチームの全員がへのアピールがさらに強くなったのだった。