Golden Treasure[ジョジョーGWー]
第4章 任務の始まり
「ジョルノのことは?どうして認めてくれないの?」
ア「なに…?」
はアバッキオの言葉を遮った。
「ジョルノは私よりスタンドも使いこなせるし頭もいいし強いよ。みんなに対しての忠義もある。なのにジョルノのことはどうして認めてあげないの…?ジョルノに対するアバッキオの態度や言葉は…」
ドンッ
アバッキオはをダイニングテーブルの上へと押し倒した。
「ちょ、アバッキオ…」
ア「お前は俺の気持ちよりもジョルノの気持ちが大事か?」
「そんなこと…」
ア「分かってるか?俺は今大事なことを話そうとしたんだぜ?それを遮ってジョルノジョルノと、気分悪ぃぜ」
「ご、ごめん…そんなつもりじゃ…」
ア「いいか?俺がジョルノを仲間として認めてねぇのは入ってまだ日も浅く、あいつの考えてることが分からねぇからだ。まだ信用がねぇ。一緒に任務をしたこともねぇ。そんな状況ですぐに信用するほうがおかしいぜ。それに俺はあいつよりものことを…まぁいい。分からねぇと言うのなら、教えてやるよ」
「アバッキオやめて…」
アバッキオはの顎を掴み、だんだんと顔を近づけてきた。
「こんなのいやだよ…やめて…」
が涙を浮かべ、ジタバタすると
ブ「何やってるんだ!アバッキオ!」
ブチャラティが二階から降りてきた。
ア「チッ」
アバッキオはダルそうに身を起こした。
「はぁ…はぁ…」
ブ「大丈夫か?」
ブチャラティはを支えた。
ブ「は怪我をしてるんだ。乱暴なことはするな。お前は少し頭を冷やせ」
ア「ったく…」
アバッキオは自分の部屋へと行った。
ブ「も少し休め。今日一日疲れたろ?行こう」
ブチャラティはの手を握ると部屋へと連れていき、をベッドに座らせた。
ブ「アバッキオがすまなかった。後で言って聞かせておく。ゆっくり休むんだ」
ブチャラティがの手を離し、部屋を出ようとすると
ぎゅ…