Golden Treasure[ジョジョーGWー]
第4章 任務の始まり
ジョ「ペリーコロさん。命令はポルポに行くはずだった。そうおっしゃいましたよね?ということは…」
ぺ「敵はスタンド使い…うむ…そう考えていいじゃろうな…」
ジョ、ブ、ア「「「んっ…」」」
ぺ「そしておそらく向こうもチームで動いておる。何人なのかはまだつかめておらん。わしにはスタンド能力はない。役に立てるのはここまでじゃ。何かつかめ次第、また連絡する」
ペリーコロさんは去っていった。たちもペリーコロの話を聞いていた。
するとトリッシュがちょうど手を洗って出てきた。
トリッシュは4人の顔を見るとに話しかけた。
ト「あの…」
「はい…」
ト「あなたなの…?えっと…あたし、これからあなたとずっと一緒にいるわけ?」
「あぁ…」
フ「彼女はいない時もあるかもしれないですが、僕たちと一緒にいることになりますよ、僕たち6人で…です。これからあなたを命をかけて護衛します」
フーゴが困っているを見て言葉を発すると、トリッシュはフーゴの方を見た。
ト「そう…ではあなた、ちょっとその上着、ここで脱いでいただける?」
フ「あ…上着ですか?なぜです?」
ト「いいから早く脱いで。別にあなたの裸が見たいってわけではないのよ」
フ「あ…分かりました」
ナ「あぁ?…あっ!!」
「??…え!」
ミ「…なっ!」
トリッシュはフーゴが脱いだ上着で手を拭いた。
ト「ハンカチないから買ってきてね。それとストッキングの替えと、ジバンシィの2番の頬紅。ストッキングは太ももの所に補強が入ってないとダメ。「イタリアンヴォーグ」の最新刊もお願い。それとミネラルウォーター。フランス製じゃあなきゃ、死んでも飲まないことにしてるの、あたし。景色を眺めるの飽きたら早速買ってきてね」
ナ、フ、ミ、「「「…」」」
「あぁ…」
フ「あぁっ!!」
フーゴは怒って上着を床に叩きつけた。
ジョ(ボスの娘を護衛しろ、か…僕が突き止めようとしていた謎のボスへのつながりが、いきなりできたってことか。やる価値はある。彼女を守りきれば、ブチャラティはボスからポルポ並みの信頼を受けることができるだろう。だが失敗すれば、それは"死"だ。それは僕ら6人がよーく知ってることだ…のことまで守れるだろうか…)