Golden Treasure[ジョジョーGWー]
第4章 任務の始まり
ブ「…成長したな」
ブチャラティは頭にポンと手を置いた。
「みんなほど使いこなせるわけじゃあないけどね」
ブ「スタンドだけじゃあない。自身もだ」
「私自身?」
ブ「あぁ」
ブチャラティは優しい目でを見つめた。
「な、なに…?」
は恥ずかしくなり目を逸らした。
ブ「いいや?それじゃあ行くか。来い、お前ら」
ブチャラティは男子トイレへと入っていった。
5人も男子トイレへと入ったが、は外にいた。
ブ「、何をしている?」
「え?私は女だから…」
ブ「誰もいない、大丈夫だ」
「いやでも…」
ア「いいから来い」
渋るの腕をアバッキオが引っ張った。
「あぁ…」
ブ「揃ったな。みんな、よくやってくれた」
ミ、ナ「「お?」」
ブ「お前らのおかげでカプリ島に着くことができた。襲ってきたズッケェロと、ミスタとにやられたやつは船の中で気絶している。もう心配はないだろう」
ナ「じゃあよぉ、そろそろ行こうよ!100億リラを隠した場所によぉ!」
ア「どこに隠したんだブチャラティ。銀行の隠し金庫か?それとも、この島の洞窟に埋めたとか」
ブ「うむ…もうちょっと待ってくれないか?」
ブチャラティは腕時計を見て言った。
ジョ「あ…」
フ「どうしてです?なんでそんなに時間を気にしてるんですか?」
ナ「あっ…シッ!」
ナランチャが人差し指を口の前に立てた。
一同「「「「「ん…」」」」」
ナランチャは外に行き、清掃員に声をかけた。
ナ「おいお前ら、中にまだいるからよぉ、なぁ?掃除なら後にしてくれよ〜」
清掃員1「あんたの名前、公衆トイレ?」
ナ「ああ?なんだって?」
清掃員がトイレの札を指差した。
清掃員1「あんたの名前が公衆トイレってんなら、ここはあんたの家だってことだ。自分の家なら命令するのは自由だ。けどもしそうじゃあないんなら、あんたに命令される筋合いはないわけだ」