Golden Treasure[ジョジョーGWー]
第4章 任務の始まり
ミ「おいおいNo.3、No.5をいじめんなって言ってんだろ?…ったく」
「やったねミスタ。いたた…」
ミ「はっ…!!傷は大丈夫か?」
「うん」
の腹部からはまだ血が流れていた。
サ「うっ…」
ミ、「「あ…!!」」
サーラーのうめき声が聞こえ、2人ともそちらを向いた。
「まじなの…?」
ミ「お…弾が脳みそに食い込んでもギリギリ生きてるぜ。こいつはマジに不死身のスタンドだな。ブチャラティの"殺すな"って命令どおりではあったがよ」
「敵ながらすごいね…」
ミ「港に戻るか、ジョルノが待っているだろうし、の手当もしなくちゃならねぇからな」
ミスタは運転手の方を見ると
ミ「おい!戻るぞ!港へ戻るんだ!」
運転手「何なんだよ!なにやってんだよ!あんたたちはーっ!」
ミ「知らなくていいことだぜ。さっさと戻れよ!」
「巻き込まれてかわいそうに…」
ミ「、あまりしゃべらない方がいい。血が止まらなくなっちまう…」
ミスタはのことを抱き上げ、傷口を圧迫した。
「ぐっ…ありがとうミスタ」
ミ「礼を言うのは俺の方だ。がいてくれたからこいつを倒せた。ありがとな」
ミスタはの頭をポンポンと撫でた。
「少しは役に立てた…?」
ミ「あぁ、少しどころじゃねぇ。うんと役に立った」
「良かった…」
ミスタはの安堵の笑顔に顔を赤くした。
ミ「あーっ!ブチャラティやジョルノたちに怒られるだろうなぁ…」
「その時はまた私が庇ってあげるよ」
今度はがミスタの頭を撫でた。
ミ「フッ、そりゃあ心強いな」
「フフフ」
そうこうしていると、トラックが港に着いた。
ミ「クソ…こいつを運ばなきゃならねぇからのことを抱えてやれねぇ…」
「大丈夫、ゆっくりにはなっちゃうけど、1人で行けるよ」