Golden Treasure[ジョジョーGWー]
第4章 任務の始まり
サーレーは小石を渡り終え、車の前に立った。
ミ「ここで決着つけようってんだな…やってやるぜ!」
ミスタは銃を構えた。
「ん…?あれは何…?」
がよくみるとサーレーは先ほどの弾丸をまた空中に止め、トントントンと指先で叩き出した。
ミ「運転手!絶対にトラック止めんじゃあねぇぞ!」
ク(ちょこっとずつ指でたたくんだぜ…ちょこっとずつでも何回もたたけば、固定されてるとこに力はどんどん溜まっていくからな。思いっきり殴っちゃあだめだ。狙いが性格じゃなくなるし、相手に飛んでいく方向がバレちまうからな…そして…解除する!)
「はっ…!ミスタ…!!」
ドギャンッ!
サーレーが叩いていた弾丸が発射された瞬間、は咄嗟に蔓でミスタを引っ張り、その前にミツマタの木を出した。
ミ「なにっ!?」
バンッ!バンッ!バンッ!
ミスタも銃を放った。
「ううっ…ぐはっ…」
サーレーの弾丸は木に当たったものの、それはのスタンドなので、が攻撃をくらった。
ミ「!!てめぇ!!」
サーレーはトラックの上へと登ってきた。
サ「ぐっ…戻ってきたぜ、ミスタ。おめぇのスタンドは3発…コントロール失ってどっかいったなぁ!」
ミ「くっ…」
ミスタはを抱え、歯を食いしばった。
サ「ちょっとずつなんだ…ほんの少しの力でなぁ…何回も叩くんだ。SOSのモールス信号を打つみてぇになぁ。狙いが正確じゃあないんで動き回るやつには使えないが、今のおめぇにはバッチシ使ってやれるぜ!」
ミ(や…やはり最悪だった…縁起わりぃぜ… 4て数はいつも最悪なんだ…ガキの頃からそうなんだ…見えない因果関係っつうのはあるんだよな…でもよ…それ以外はいい数なんだ…残り1発なっちまったが最悪の事態を乗り切ったっつうことだよな…数は1だ…てめぇチクショー!)