Golden Treasure[ジョジョーGWー]
第2章 再会
は昼間の仕事だけではお金が足りないので夜はたまにバーに働きに出ていた。
今日はそのための準備を家でしていた。
ミオ「帰り遅いの?」
「うん…日付は変わっちゃうと思うから先に寝てていいからね」
ミオ「分かった」
「ミオ」
ミオ「なに?」
「ごめんね、1人にばっかりさせて…」
ミオ「しょうがないよ、大丈夫」
「学校は…」
楽しいか?そう聞こうとした時
ピンポーン
家のチャイムが鳴った。
「あぁ…お姉ちゃん出るね」
ミオ「うん」
ガチャッ
「はい…」
扉を開けると借金の取り立てに来たギャングがいた。
ギャングA「金は用意できたか?」
「あの、すみません、まだ…」
ギャングA「またかよー、困るんだよなぁ、こっちもサービスで金貸しやってるわけじゃあねぇんだわ」
ギャングB「本当だよ、全額返すのにこれじゃあ一生かかっちまうぜ?弟まで人生を棒に振ることになるなぁ」
「すみません、絶対返しますから。お給料日が明後日なのでまた明後日に来ていただければ、必ず…」
ギャングC「お前なら身体で払ってくれれば別に見逃してやってもいいぜ?なぁ?」
ギャングの1人がの腰を撫でながら言うと周りにいたギャングもニタニタした。
「…次に払えなかったらそうしていただいて構いませんから…だから今回は…今回だけは…」
ギャングA「だとよ。聞いたな?お前ら」
他のギャング達がいやらしい笑みを浮かべながら返事をした。
ギャングA「いいだろう、今回だけは待ってやる」
ギャングたちは帰って行った。
(どうしよう…はぁ…やっぱり話を受けるしかないかな…)