Golden Treasure[ジョジョーGWー]
第4章 任務の始まり
しかしそれに気づかないサーレーは話を始めた。
サ「実を言うとな、ミスタ。お前が俺を襲ってきてくれたのは嬉しいことだぜ。お前につけられた傷のことなんか忘れてやってもいいほどになぁ。だってよ、ポルポの隠し金が本当にあるのかどうか半信半疑じゃねぇか、ただのチンピラ同士でのうわさだもんな。だがお前が襲ってきたってことはマジにあるってことだ!えぇ!?希望とやる気がムンムン湧いてくるじゃあねぇか!おい!情熱を持って、ブチャラティの野郎から100億を奪ってやれるぜ!」
ミスタは弾丸を1発撃った。
サ「弾をたたき落とすことはそんな難しいことじゃあねぇって言っただろ!」
6,7「「イィィィーッハー!」」
ク「な…何!!陰にもう1発、弾丸が!一撃で2発発射だと!?これが!ミスタのスタンドか!しかし…まだギリギリかわせるぜ!」
6,7「「ウシャア!」」
しかしピストルズに蹴られた弾はサーレーの喉を直撃した。
6,7「「やりぃ!」」
ミ「でかしたぜ!セックス・ピストルズNo.6!No.7!そしててめぇをトラックから吹っ飛ばしゃあ、何も問題はねぇぜ!」
サ「ゲホッ…ゴホッゴホッ!い…いてぇ…またやりやがったな!この野郎!ゴホッ…だが…逃がさねぇ、100億のためだ!てめぇは逃がさねぇ!」
トラックからミスタは手を離すことができ、もスタンドを使って車の上に乗ってきた。
ミ「ありがとよ、。ピンチだったぜ」
「ううん、ごめんねトラックを止めていられなくて。動かないよう蔦を絡ませてたんだけど、弱かったみたいで…」
少し落ち込むをミスタが抱きしめた。
ミ「良かった…無事で。血だらけのを見た時、めちゃくちゃ焦ったんだ。よかった…」
「なんともないよ、大丈夫、ありがとうミスタ」
ミ「なんともなくはないだろ〜?怪我して、血まで出してるじゃあねぇか」
ミスタは親指での口の端に垂れる血を拭った。