Golden Treasure[ジョジョーGWー]
第4章 任務の始まり
「ぐはっ…がはっ…」
蔦がちぎれたの体からはところどころ血が吹き出し、口からも血を吐いた。
幸いなことに、車が動き出した瞬間、サーレーはトラックの上に移動したので、の存在には気づかなかった。
運転手「な、なんなんだよ…!お前ら…!」
「車を止めて…」
するとミスタが右側のドアに掴まって、窓に銃口を向けてきた。
運転手「う…ううっ…」
ミ「な、なにっ!?!?」
「がはっ…ミスタ…上…」
ミ「クソッ!!くらえ!!」
ミスタは上にいるサーレーに向かって弾丸をぶち込んだ。
「車を止めるのよ!」
運転手「手、手も足も離れねぇんだ…」
「スタンドね…」
サ「ハッ!」
ミ「運転してんのはトラックの持ち主だな?ケガしてねぇんだ…こいつの右足はなぁ。殺すつもりはなかったけどよぉ、をケガさせたってんなら話は別だよなぁ。ブチャラティも許すだろうよ」
サ「い…いってぇ…!」
頭を撃たれたサーレーは悶えていた。
サ「2発もやりやがったな!このクソ野郎!」
あろうことかサーレーは起き上がった。
ミ「なっ…!動くんじゃあねぇ!今度はちゃんと狙うぞコラッ!」
ミ(なんてマヌケなセリフ吐いたんだこの俺は!に聞かれてるかもしれねぇのに!そうじゃあねぇだろ!"なんでくたばらねぇんだ、ど頭にくらったのによ"って言うんだろ!?弾が偶然脳みその急所を外れたのか!?)
サ「かわいいことやってくれるじゃあねぇかよ。えぇ!?ミスタ。たしかミスタって名前だよなぁ?てめぇはよぉ。このカプリ島にはおめぇの他にも仲間がいるみてぇだが、俺の顔を見たのはまだお前1人だよなぁ?えぇ?ミスタ!」
ミ(なに?1人だと?まだは気づかれてねぇのか…?)
バンッ!
ミスタが銃を撃つがどれもスタンドがキャッチしてしまう。