Golden Treasure[ジョジョーGWー]
第4章 任務の始まり
ジョ「やっ…やったのか…!?は…はどこに行った!!」
ジョルノは小屋へと走った。
ミスタが小屋から出てくると、人々がこちらを見た。
親父「ううっ…な…なんだお前!い…今の音は…?」
ミ「銃声だよ。何か気にでも障ったかぁ?映画みたいにでかい音じゃあなかったはずだが。でも、もし気に障ったんならよぉ…今忙しいんでよぉ…苦情はあとで聞いてやるぜ」
人々「ヒッ…」
ミスタは走ってくるジョルノを見た。
ミ「ジョルノは待ってらんねぇな」
ミスタは銃を構え、小屋の中を見たがもぬけの殻だった。
しかし、ピストルズが脚を打ち抜いたため、血痕が残っていた。
ミ「ハッ…!裏口があったのか…このドアから入ってきて無線に出やがったってわけか。用心深いのか、人目につかねぇようドアから入るのを日頃から心がけてる野郎の癖なのか。しかし…でかしたぜ!ピストルズ!」
1「イェーイッ!」
2「足ーっ!」
1「足ー!ヘイヘーイッ!」
2「右足だー!右足にぶち込んでやったぜ!」
2人はミスタの掌に乗った。
ミ「あぁ、一発ぶち込んでやった!もう逃がさねぇ!」
ミスタはまた銃を構え、小屋の外に出て、上下左右見渡した。
ミ「表は人でいっぱい…小屋のこっち側は崖だ…登っていけっこねぇ…ジタバタしやがって。もし隠れるとしたら…」
ミスタは目の前にあったトラックの下を覗いた。
すると近くに血痕があった。
ミ「あのトラックだな」
ミ(あいつがスタンド使いなら…そのタイプはきっと近距離パワー型だ。遠隔操作型なら、もうとっくに俺を攻撃してるはずだからな。だとすると今足に一発食らってるやつは、このトラックの陰に潜んで、なるべく自分のところに俺を引きつけて反撃しようとするな。まぁ、近づいたところでこの俺がやられるわけはねぇが)
ミスタはトラックの後ろに隠れて考えると、銃を構え、前を見た。
ミ(恐らくやつはその先だな…が、やつのスタンドがどんなか分からなぇうちは、1人で近づくのは安全策じゃあねぇ。やっぱりジョルノを待って…」
ブゥゥン!
するとエンジン音がかかってしまった。
ミ(おやおや、そうもいかねぇか!やつは今運転席だ。配線つないでエンジンかけたのか?ここでこのトラックに逃げられたらヤバい!)