Golden Treasure[ジョジョーGWー]
第4章 任務の始まり
「ありがとう、ピストルズ」
がにっこり笑うとピストルズは口々にいーよー!と言った
ミ「こいつら俺の言うことより、の言うことの方が聞くのかよ…まぁいい、ジョルノ、お前はビニール袋から無線機出してな。用心して無線に出ないか…それとも100億リラの隠し場所が手に入ったと思い、喜んで飛びつくか…それは賭けだが…この呼び出しで無線に出ようとボート監視小屋まで来たやつがその男だ!ジョルノは監視小屋に近づいてくる者がいたら、そこから合図しろ。無線に出たそいつに弾丸をぶち込む!もっとも、ブチャラティに殺すなと言われてるから、急所は外してやるが、なるべくだが」
「私は?」
ミ「は何もしなくていい、そこで待ってろ」
「え…」
ジョ「え、じゃあない。ミスタに任せて、ここで大人しく待っていて」
ミ「よし、行くぞ」
その言葉を合図にジョルノが無線機を出すと、ミスタが配置についた。
も隠れて様子を見ていた。
1「仕事終わったらごちそうだぁ!」
2「やる気出すぜ!お前ら!」
ジョルノが船がついたと無線機で連絡し、呼び出して、ミスタが建物の陰から出てきた者を撃つ、という作戦であった。
ジョルノが無線機に話すと、親父が出てきた。
親父「ヨット、ラグーン号をお待ちの方おりますかーっ!ラグーン号のズッケェロ様から無線が入っておりまーす!ボート監視小屋までお越しくださーい!ヨット、ラグーン号をお待ちの方はおりますかーっ!ラグーン号のズッケェロ様から無線が…」
親父が呼び続けても誰も来なかった。
「誰も来ない…」
ジョ(まだ誰も動かない。まだ誰も向かわない…)
親父「どなたもいらっしゃいませんかー?ラグーン号をお待ちの方ー!ズッケェロ様から無線が入っておりまーす!」
ミ「あ…」
ジョ(いえ!誰も、動きません!この島のどこかにいるはずなのに…!やはり用心して、無線には出ないのか!)
ジョルノは首を横に振った。
(おかしい…いないはずない…誰だって100億リラなんて大金、欲しいはず…来ないはずはない…)
するとジョルノの無線機に無線が入った。
サ「どうかしたのか?ズッケェロ!」
ジョ「あっ!!」
「!?」