Golden Treasure[ジョジョーGWー]
第4章 任務の始まり
フ「!」
ナ「お、おい!!」
ア「おいブチャラティ!なぜを行かせた!」
ブ「分からなかったのか?アバッキオ」
ア「あ?」
ブ「お前のジョルノに対する態度を見て、は行くと決心したんだ。」
ア「くっ…」
ブ「ジョルノも確かに新参者だ。だがも、ジョルノと出会うよりも前に出会ったというだけで、俺たちと行動するようになったのはつい最近だ。ジョルノに向けて放つ言葉全てが自分に向けられているように感じていたんだ。別にアバッキオのせいでが行ったとか、そんなことを言いたいんじゃあない。行くと決めたのは自身だからな。それに2人が必ずは守るだろう。」
ア「ん…」
ブ「ただアバッキオ、ジョルノの方がこれで一歩リードしただろうな」
ア「クソッ…」
ガンッ
アバッキオは近くにあったバケツを蹴り飛ばした。
先に行ったミスタとジョルノは岸にたどり着いた。
ジョ「ヨットから泳いでくるのに、結構時間がかかってしまいましたね。男がズッケェロとこのカプリ島で待ち合わせた時間まで20分。あと20分ていだしかありません」
ミ「ジョルノ、港の様子はどうだ?」
ジョルノは双眼鏡を覗いた。
ジョ「良くないですね。アバッキオの言った通り、港は観光客でいっぱいだ。みんな誰かを待ってる風だし。実際、到着する観光船を待ってる人たちなんでしょうけど。ミスタ、あの中からあと20分で、謎の男を捜し出す計画はできているんですよね?」
ジョルノが振り向くとミスタの姿が見当たらない。
周りを見てみると、ミスタはテーブルクロスを広げ、ランチをしようとしていた。
ジョ「何、やってるんです?」
ミスタは腕時計を見た。
ミ「もうとっくにお昼の時間を過ぎてるぜ。本当ならそこのレストランに行きたいところだが、港のモロ前のレストランでランチ取っちゃあ、さすがにマズイだろ?俺は男の顔を知らねぇが、男は多分ブチャラティのチームである俺の顔を知ってるだろうからなぁ。もちろんおめぇの顔も」