Golden Treasure[ジョジョーGWー]
第4章 任務の始まり
「…」
ミ「連れて行けねぇよ…」
ジョ「はみんなと一緒に待っていて。必ずミスタと2人で戻る。約束する」
チュッ…
ジョルノはの手を取りキスをした。
「あ…」
ア「おい、ジョルノ、てめぇ…」
ジョ「行きましょう、ミスタ」
ミ「おう」
2人は魚に捕まり船から飛び降り、港へと向かった。
ア「手を貸せ」
アバッキオは拭いてやろうと、ジョルノにキスを落とされたの手を取った。
ぶんっ
しかしアバッキオの手は振り払われてしまった。
ア「あっ…」
「私行くから」
ブ「…」
フ「何を…」
ナ「行くってどうやって行くんだよ!もうジョルノたちは行っちまったんだぜ!?」
すると船の近くに1匹のイルカがやってきた。
「この子に連れて行ってもらう」
ア「おい、お前が行ったって…」
「どうせ役に立たない?スタンド能力も分からないのに?」
ア「…」
「確かにその通りだと思うよ。正直みんなの足手まといでしかない。でもそうやってずっと何もしないでいたら、私はいつまでも足手まといのまま。そんなの嫌だ。だから私は自分が役立つ方法を探るためにも、行く」
ア「もしそれで死んだら…」
「死ぬ覚悟でみんなについてきてるの!」
一同「「「「はっ…」」」」
「死ぬ覚悟でみんなと生きる覚悟をしたの。ここで行かなかったら私はもう成長できないし、ずっと後悔すると思う」
ア「だが…」
ブ「分かった。すぐに2人の後を追うといい。だが必ず生きて戻るんだ。は組織の人間じゃあない。自分の命を1番に優先していい。必ず戻ってこい」
「ブチャラティ…ありがとう」
はイルカに向かって船上から手をかざした。すると蔦が伸び、手綱のようなものがイルカにかかった。
ナ「すげぇ…」
バシャン!!
は海に飛び込むと、イルカにまたがりそのまま2人の後を追った。