Golden Treasure[ジョジョーGWー]
第4章 任務の始まり
ジョ「もちろん僕のスタンドだから、行くのは僕です。このジョルノ・ジョバァーナには夢がある。僕は100億リラが欲しい。その金でブチャラティに幹部になってもらい、僕らはのし上がっていかなくっちゃあいけないんです」
ブ「ジョルノ…」
ア「フフフッ、ハハハッ、ハハハハッ!!お前が行く?それはいいだろう。なかなかいいアイデアを出す坊やだ。だが惜しいことに、そいつの顔も名前もお前はわからない。カプリの港は観光客だらけだぜ?その中からどうやってそいつを見つけるつもりだ」
「アバッキオ…」
はアバッキオのジョルノに対する態度にいい加減嫌気が差し、だんだんと腹が立ってきたので、少しわなわなと震えていた。
ミ「俺はジョルノの言うことに賛成だぜ」
その言葉に皆振り向いた。
ミ「男の正体は分かんなくてもよぉ、そいつがズッケェロがこの船で港に着くのを待ってるっつうならよぉ、結構可能性はあると思うんだ。男の攻撃を待ってるより…」
ガチャッ
ミスタは銃を取り出した。
ミ「こっちから攻撃だぜ」
「ミスタ…」
ジョ「ん…」
ミ「その魚はよぉ、何人まで引っ張れんだ?ジョルノ」
「まさか…」
ミ「俺のスタンド、セックス・ピストルズは暗殺向きだ。こういうのには向いてるからな。俺も行くぜ」
ジョ「ありがとうございます。ミスタ」
「私も行く」
ブ「なにっ!?」
フ「なっ…!」
ナ「はぁ!?まじで言ってんの!?!」
ア「お前正気か!?」
「正気だよ」
ミ「俺が行くから大丈夫だ」
「別に2人を心配して言ってるわけじゃあない。ジョルノ、何人まで引っ張れるの?」
ジョ「おそらく2人が限界だ」
ア「だとよ。残念だったな」
「そんな…3人引っ張れるやつに変えられないの?」
ジョ「無理だ」
ミ「俺たちはこれから顔も名前もわからねぇやつを倒しに行くんだぜ?危険極まりねえんだ」
「でも…」
フ「ミスタもジョルノもあなたを心配して言ってるんです」