Golden Treasure[ジョジョーGWー]
第4章 任務の始まり
ズッケェロはミスタの持ってきた釣り糸や眼鏡を怯えて見ていた。
ミ「これさぁ、さっきから気になっているようだが、俺のじゃあない。船の中にあったものなんだ。お前、どっち使ってほしい?メガネと釣り糸。俺たちはあんたに答えてもらわないと困るんだよ。答えてもらわないと俺たちは危険にさらされる。ズッケェロさん、仲間いるよね?そいつも多分スタンド使いなんだろ?だからこれを使うんだ。どっちか選ぶぐれぇも答えるのイヤか?選ばねぇとよぉ…」
ミスタは釣り糸を引き出すと
ミ「両方使っちゃうぜ、俺はよぉ!」
ズッケェロの瞼に釣り針を刺し、頭だけを船の手すりに吊るした。
マ「ん!うぐっ!!」
ミ「どうだ?しゃべる気になったか?」
ナ「マ・リ・オ・ズッ・ケェ・ロ…天国、地獄、大地獄、天国、地獄…大地獄!!ギャハハハハハハハハハッ!そいつ名前占いで大地獄行きだぜ!!」
ミスタはズッケェロに眼鏡をかけ、太陽にさらした。
そのせいでズッケェロの白目に光が一点集中し、焼けてきた。
ナ「ギャハハハハハッ!」
ナランチャは笑いながらラジカセから音楽を流した。
そして、ナランチャとミスタとフーゴはズッケェロを煽るかのようにダンスをし始めた。
その様子を残りの4人も見ていた。
ブ「…」
「あぁ…す、すごい痛そう…めちゃくちゃ煽ってるね…」
ア「まあそうされても仕方ねぇな」
ジョ「、珍しいな、止めないのか?」
「え?あ、うん…」
ア「野郎のことを俺たちが殺ろうとした時も止めたのにな」
「私だけに被害があったわけじゃない。みんなのことも危険に晒したから許せないよ、だから止めたりしない」
ジョ「…」
ア「ん…」
ブ「…。ありがとう、俺たちのことをそんなふうに思ってくれて」
「当たり前でしょ」