Golden Treasure[ジョジョーGWー]
第4章 任務の始まり
そして皆次々に意識を取り戻した。
「んっ…」
ジョ「!!」
「ジョルノ…」
ジョルノがぐっと自分の方へ引き寄せた。
ジョ「良かった…無事で…」
「く、苦しいよ…ジョルノ…」
ア「おい」
アバッキオがジョルノをから引き離した。
ジョ「あっ…」
ア「離れろ。どこも痛くねぇか?」
アバッキオはジョルノに冷たく言うと、に優しく問いかけた。
「うん、痛くないよ」
ア「ったく、無茶するんじゃあねぇぜ」
「無茶じゃないよ。アバッキオが助けてくれるって、私は信じてたよ」
はニコッと笑った。
ア「…」
アバッキオがに顔を近づけると
ブ「、無事で何よりだ」
今度はブチャラティがアバッキオの肩を掴んだ。
ア「チッ」
「うん、ブチャラティも、みんなも無事でよかった」
ブ「そういえばミスタが怪我をしたかもしれないと言っていた。少し見てやって来てくれないか?」
「あ、うん分かった」
はミスタの元へと行った。
ア「邪魔しやがって」
ブ「言っただろう?俺も譲る気はないと」
ジョ「僕抜きでそんな話をしているなんて、心外ですね」
ア「あぁ?」
ジョ「僕も夢を叶えたらそばに彼女を置きたいと思っています」
ブ「お前もか」
ジョ「僕だけじゃない。ミスタもナランチャもフーゴも、みんな彼女を自分のものにしたいと思っています」
ア「ライバルが多すぎんだろ」
ブ「仕方がない。彼女が誰を選んでも、恨みっこなしだな。だがそう分かった以上、俺は全力でいかせてもらう」
ア「望むところだ」
ジョ「僕もですね」
のちにこの場にいなかった3人にも話、みな正々堂々と戦うライバルとなったのだった。