Golden Treasure[ジョジョーGWー]
第2章 再会
バシャッ!!
が帰っている途中、何者かにいきなり後ろから水をかけられた。
「ひゃっ!!なにっ!?」
後ろを振り向くと昼間店にいた女性3人組だった。
女A「ねぇあんたどういうつもり?」
「え…?」
女B「ヴィオレンツァ様からの花束は店に置きっぱなしにして、そんなのは持ち帰るなんて」
女性はの持つひまわりを指差しながら言った。
女C「ブチャラティたちとはニコニコ話すくせに、ヴィオレンツァ様と話すときは一切笑顔も見せないで。失礼だと思わないの?」
「…」
が無視して立ち去ろうとすると今度は前から水をかけられた。
どこにある水をかけてきたのか周りを確認すると、近くの店にあった雨水が溜まっているバケツであった。
「はぁ…」
がため息をついたのを確認すると1人の女がひまわりを取り上げた。
「ちょっと!やめて」
取り返そうとすると2人が後ろから押さえつけた。
「離してよ!」
ひまわりを取り上げた女はなんと次の瞬間
バキッ
ひまわりを折って踏みつけた。
「なにするの!やめて!」
しかしの言葉はもちろん届かず、視線の先にはボロボロになったひまわりがただあるだけだった。
ようやく離されたは呆然と立ち尽くした。
女A「次から気をつけることね」
女B「ヴィオレンツァ様への態度に」
女C「ブチャラティ達とも馴れ馴れしくしないでよね」
女達は満足したのか去っていった。
は膝をつき、ひまわりを拾った。
「はぁ…どうして…ぐすっ…」
ひまわりを胸に抱きしめたの目からは涙が溢れ出した。
?「どうしましたか?」