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オニオンスープ
第1章 0杯目
「監督生ちゃんは、もう少しここにいるの?」
「はい、まだ飲み終わってないので」
「そう…あ、なら」
フワッと、ケイト先輩の香りに包まれる。
「スープのお返しね」
パチンとウインクをして、厨房でた先輩。
トクンと鳴った心臓。
ぶわぁっと駆け抜けた熱、それがこの恋の始まり。
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