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【R18短編集】場地圭介との性活【東リベ】

第3章 場地圭介(社会人)×千冬の親友ヒロイン(大学生)②


 そう言った場地くんはズンといきなり腰を突き上げて、私の最奥へと一気に腰を進めた。目の前で星が弾けるくらいの刺激を与えられて、声にならない声をあげながら背中を反らす。これで序の口だなんて、私今日死ぬんじゃないだろうか。

「ちゃんの腰振りじゃいつまで経ってもイケそうにねぇワ」
「待っ、無理……!」
「もう十分待ったから、もう待たねェ」
「ひ! ぁあっ、ああ!」

 私の腰をしっかりと掴んだ場地くんは下から何度も何度も私を突き上げてきた。その度に響き渡る肌がぶつかる音と私の嬌声、ズポズポと激しく抜き差しされる音が私をよりいっそうおかしくさせる。気持ちいいっ、これがセックスなの? もっと場地くんが欲しいっ。私の全部を場地くんで満たして欲しいッ。

「ばじく、ばじくんっ」
「アー、くそっ。名前呼ばれただけでイキそうになるッ」
「あひ、あッ、もうだめっ! イク、イっちゃ──ふぇ?」

 このまま絶頂を迎えるのだろう、そう思ってこれからくる刺激に身構えていたがそのときは訪れず……急にぱたりと止んでしまった行為により、火照ったこの体の熱をどうしていいかもわからない。
 何で? どうして? そう思いながら場地くんを見やると、彼は乱れた前髪をかき上げながら熱のこもった視線を私へと送ってくる。まるで瞳の中で燃えているかのような眼差しに、私の体がよりいっそう熱くなってしまった。

「なあ、俺のこと名前で呼んで。好きって言って」
「え……? あ、け……圭介くん?」
「おう」
「……圭介くん、好きだよ」
「今度は俺が言わせなくても、ちゃんから好きって言ってもらえるようガンバるから。心から好きだって思ってもらえるよう、めちゃくちゃ愛すから。もう逃げたりしねェから──覚悟しろよ」

 真剣な目付きの圭介くんに、思わずごくりと息を飲む。どこまで真っ直ぐなんだ、この人は。

「……ごめん」
「ン?」
「ずっと圭介くんの気持ちに気づけなくて、ごめん。きっとたくさん傷つけたよね……」
「バーカ。気づかねェようにしてんだから、気づかなくて当たり前なんだよ」
「それでもごめんね」
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