第3章 場地圭介(社会人)×千冬の親友ヒロイン(大学生)②

　場地くんのが大きいかどうかはさておき──というか場地くんのしか知らないから比べようがないだけなんだけど。はあ、と息をつきながら場地くんにすがりつくように腕を回して呼吸を整える。
　汗ばんでしっとりとした彼の肌に顔を寄せながら目を閉じていると、私の頭を優しく撫でながら「痛くね？」「無理すんなよ」なんてこれまた優しい言葉をたくさんかけてくた。もっと痛いものなんだと思っていたけど……そうでもなかったのは場地くんのお陰なんだろうな。
　今だ優しく頭を撫でてくれている彼に、子どもができたらこんな風にあやすんだろうな、なんて思う。

「だいぶ……平気になってきた」
「やっとチンコ馴染んできたか」
「いちいち口に出さないでっ」
「へーへー」
「絶対わかってない！」
「そんなことより動いてみろよ、自分で」
「──えっ」
「抜き差ししたり、腰振ってみたり、好きに動いてみ？　平気になってきたんだろ」
「そ、そうだけど……」
「早く」
「うっ、うまくできなくても幻滅しないでよね」

　自信なさげな私に対して「するか」と一蹴した場地くんの肩を両手で掴んで、ゆっくり……ゆっくりと腰を前後に揺らしてみる。腰を動かすたびに場地くんのが本当に私のナカに入っているんだ、ということを嫌でも認識させられて頬が熱を帯びてくる。
　ゆるゆると腰を動かす私をじっとりとした眼差しで見つめる場地くんからの視線に、下腹部がきゅんと疼く。見られてる……そう思うたび、私の秘部からは蜜が濡れそぼった。

「はあ……んっ」
「えっろー」
「ね、次……どうすればいい？」
「上下に腰動かして抜き差しして。そう…足はこう開いて」

　場地くんに言われるがまま、今まで膝立ちだったのを彼の上に座るような形で足をつく。和式のおトイレに座るような格好になってしまい、恥ずかしさが否めないけれど、先ほどよりも奥に場地くんのモノが当たってよりいっそう圧迫感を感じる。奥、ごりごりされてる……。

「腰振って」
「っふ、ん……こう？」
「足んねェ。もっと」

　じゅぽっじゅぽずぽ

「んはっ、ああ！」
「ふはっ、AV女優みて」
「あんっあっ！　奥ぅ！」
「子宮口に当たってんな」
「奥っ、だめっ、そこやだあ！」
「まだまだ序の口だろ」