第2章 場地圭介(社会人)×千冬の幼馴染みヒロイン(大学生)①
一言で言うと立派すぎるモノを前に思わずごくりと息をのむ。これに何人の女の子が泣かされたんだろう。私の口内に収まりきらなさそうなほど猛々しく勃っている男根をそっと手で包み込む。
どこかグロテスクな見た目なのに、実際に触るとびくびくと脈を打っていてなんだか愛着が湧いてくる。
「男の人にシたことないから、どこがいいか教えてね?」
ゆっくりと擦りあげるように右手を動かしながら先端をちろちろと舌で舐める。少ししょっぱい味がしたけれど、嫌ではないなあ。なんて。
切なげに息を吐く場地くん。少しは気持ちよくなってくれているのかな? 先ほど私にくれた快感には程遠いだろうけれど、それでも彼が喜んでくれたら嬉しいなあ。そう思いながら場地くんが私に舌を這わしていたときのことを思い出しながら、私も同じようれろれろと舐め回す。
ちゅぷ ちゅぱっ
ちゅくちゅく
亀頭の部分を口に含んで丹念に舌を這わせば、熱のこもった吐息が彼の口から時折漏れていた。
「気持ちい?」
「ああ。気持ちぃ……ッは」
「どこが好きなの? どうしたらいい?」
「もっと奥まで咥えてくれ」
「こう?」
「ァ……そのまま舐めてくれ。そう、んっ、上手いな」
言われた通り、できる限り口に含んでから少し彼のモノにしゃぶりつく。熱を孕んだ瞳で見下ろされ、その期待に応えたくて一生懸命口を動かした。優しく頭を撫でてくれる手つきとは裏腹に、場地くんは眉間にシワを寄せながら恍惚とした表情で「たまんねェ」と小さく呟く。
上手って言ってもらいたい、もっと感じて欲しい──私がイかせてあげたい。初めて知った感情に胸がきゅうと高鳴った気がした。