第1章 場地圭介(高校生)×幼馴染みヒロイン(先生)
にゅちゅ……ぬちゅ
圭介の腰が前後するたび、いつも私はこうやって抱かれているのか。と客観的に圭介との行為を想像させられ、先週末、彼の部屋でまるで動物の交尾のようにバックで激しく抱かれたのを思い出す。……今日も同じようにシてくれるのかな。
彼に仕込まれた私の体はより一層火照るばかりで、鎮まるということを知らないようだ。
「なァ、オマエの彼氏って誰?」
「圭介、だよ?」
「だよなァ? なのに谷田部に色目使ってよぉ」
「えっ、ちが!」
「あんなメスの顔、誰でもいいから襲ってくださいつってるよーなもんだろ」
「あ、れは! 圭介が足で触るから……!」
「堪え性のないが悪ィんだろ。今もさー、ンだよここ。ずっと物欲しそうにぱくぱく動かしてんじゃん」
「あっ!」
力の入らない足からスルリと下着を外され、私の大事なところが露わになる。そこは止めどなく蜜を垂らし、圭介が言ったように彼を待ち望んで物欲しげに口を動かしていた。
「ヤれんなら誰でもいーわけ?」
「ちが……」
「ン?」
「圭介じゃなきゃ……いや、だよ」
「じゃあ、これから谷田部に触らせんな。手もダメだからな」
「ぜ、善処します……」
「ゼンショ?」
「ひぐっ!」
べちっと彼の大きなモノで私のクリトリスが叩かれ、急に来た刺激にビクンと腰を反らす。そんな反応では物足りなかったのか、圭介はくにくにと乳首を片手間に弄りだした。
どこを触られても気持ちよくて、んああッと情けない声を上げながらだらしなく舌を出して喘ぐ私を冷たい目で見下ろす圭介はもう一度「ゼンショすんの?」と訊いてきた。この答えはお気に召さなかったらしい。
「触、らせませんーー!」
「ん、イイ子」
そう言って頭を撫でてくれる圭介に、もっともっとと胸を突きだすように前へ出しながら疼いて仕方がない蜜壺に刺激を与えたくて、座っている椅子へワレメを擦り付けるようにカクカクと腰を振ってしまう。
ここが学校だ。なんてことは忘れ、目の前の行為だけに没頭してしまうくらいにはこの男ーー圭介とのセックスには中毒性がある。アヘンでも吸ってしまったかのように、彼を一度知ってしまうと次、また次と欲しくなって……もはや麻薬の一種だ。私はきっと、もう彼から離れられないんだろうな。そう躾られてしまったから。