第1章 場地圭介(高校生)×幼馴染みヒロイン(先生)
「痛いから、噛まないでって、言ってるでしょ……!」
「ア? あー……泣きそうなかわいいからよ、つい」
「ぐっ……サディスト……」
「さでぃすと? は何かよくわかんねェけど。あとさ、単純に俺のって印がついて嬉しいんだよな」
「私は嬉しくな、んあっ!」
「悪かったって。もっとよくシてやるから許せって。な?」
「いっつも、誤魔化す……! あっあっ、やだあ! いきな、り」
くちゅくちゅぐちゅっ
「うあ……は、あぁ」
「ふはっ、パンツびしょ濡れ」
「やっ、けいすけぇ……」
「んー? 指二本じゃ足りねェ?」
「そ、じゃな……ひっ! 耳ぃ」
何の前触れもなく私のナカに指を挿れた圭介はバラバラに指を動かして攻めたて、わざと大きな音を響かせては私の反応を楽しんでいるこ様子。意地悪この上ない。
そしてそれだけでは飽き足らず、私の耳の形をなぞるように動かしていた舌を耳の中へ突き立て、たっぷりの唾液を含ませては聴覚からも私を犯してくる。高校生のくせにどこでこんなことを覚えてくるのよっ、ほんとにっ!
そんなこと心の中でぼやいた瞬間「四十八手ってさー」と話す金髪ハーフアップのこれまた私と圭介の幼馴染が、頭の中を駆け抜けていったのは忘れることにしようと思う。十中八九あの子のせいだ、絶対。妙な確信を得た私はムムムと唇をへの字に曲げた。許すまじ。
「」
「んっ」
今度は私の下唇をぺろぺろ舐めながら「口開けろ」と言われ、言われるがままに口を開ければ、私の舌を追いかけるように舌を絡ませる圭介。意志を持った生き物のように器用に蠢くそれは、逃げる私の舌を捕まえては弄ぶ。くちゅくちゅと飲み込めなかったお互いの唾液が、口の端を伝って溢れた。
唇を離したときに繋がった銀の糸がぷつりと切れたのをぼーっと見届けていると、下腹部に強い快感が走ってビクリと体を揺らす。ぷっくりと顔を出した私の秘豆へ擦り付けるように愛液を塗りたくる圭介は、堪らないと言ったように熱のこもった息を吐く。
ぺったりと綺麗に分かれていた七三が少し乱れているのを見つけて、ああ……髪型が気にならないくらい、私に夢中になってくれたんだ。と胸がきゅんと甘く締め付けられた。嬉しい。