第1章 場地圭介(高校生)×幼馴染みヒロイン(先生)
先ほどと同じようにブラをたくしあげた圭介は反対の突起を口に含み、舐め、転がし、甘噛し、と思考が追いつかないほどの狂おしい愛で私を満たしてくれる。口からは嬌声と涎が絶え間なく溢れ、息をするのも絶え絶えなほど気持ちいい。
「乳首いい?」
「いっ……うあッ、いい、乳首気持ちいぃっ」
「ん」
ぢゅ。と強く吸われ、思わず圭介の頭を抱きかかえるようにして快感をやり過ごす。熱のこもったため息を漏らす私を見て満足そうに目尻を緩ませる圭介は、本当に高校生なのかと思うほど艷やかで……大人びている。
好き。そんな気持ちが私を満たし、無意識にも近い感覚で圭介のつむじへと口付けを落とした。好き。大好き。
いまだ私の胸へと顔を埋める圭介が上目で私を見上げるたび、下腹部がきゅんと切なく疼いて仕方がない。実年齢より少し大人びた……でもまだどこか幼いこの子が、愛しくて仕方がない。
「別のこと考えてるなんてヨユーだな」
「んぅ、余裕じゃ……な、い!」
「ふーん?」
「痛っ!」
「嘘つきはドロボーの始まりって知ってるか?」
「あ"! いっ、痛い! 歯! やめて!」
「痛くしてンだよ。つか、そんなデカい声出すと人来んぞ」
「ーーッ」
それは困る。本能的にそう察知した私はきつく唇を結んで、圭介を睨みつけるが当の本人は楽しそうに薄く開いた口からは鋭い八重歯を覗かせ、まるで獰猛さをアピールしているかのよう。
あ。と大きく口を開けた圭介は、さきほど私の胸にしたように、今度は肩へと噛み付いた。割としっかりめに。
皮膚の破れる感覚にまた下唇を噛んでやり過ごしていると、そこから滲み出た朱を消し去るように今度は優しく圭介の舌が這う。優しくしてくれるなら、痛くしないでほしい。そう思うのはワガママなんかじゃない、はず。だってみんな痛いの嫌でしょ。もちろん私は嫌。