第1章 場地圭介(高校生)×幼馴染みヒロイン(先生)
なぜかごくりと喉を上下させた谷田部先生はジッと私のことを凝視してくる。いったい何なのか。早く、早く出ていってほしいのに。
その間も圭介の愛ある嫌がらせは止まることを知らない。ぷくりと存在感をあらわにしだした私のクリトリスを見つけた彼は、その親指でゆっくりと押しつぶし始めた。これ以上は、声が、我慢できない……!
「ほ、他にないのなら! 私は場地くんの勉強見ますので!」
「えっ、あ、はい。僕は失礼しますね」
慌てた様子で理科準備室を出ていった谷田部先生を見送って安心したのもつかの間、ぐりぐりと足で暴力的な快感を私へと送り込んでくる圭介は、おかしそうにくつくつと喉の奥で笑っていた。
「見た? 谷田部の顔」
「ひぅ、見てな……」
「の発情した顔にヤられてたな」
「あっ、あぁ!」
「今頃、便所でオナってんじゃね?」
のことオカズに。そう言いながらやっと足で攻めることをやめてくれた彼は「靴下濡れた」なんて言っているけど、自業自得だと思います。
くたりと椅子の背もたれに体を預けて息を整えていると「あー俺もチンコいてぇ」なんて言いながら椅子から立ち上がった圭介の股は、ズボンの上からでもわかるほど勃ち上がっていた。これも自業自得だと思います、はい。
「これから毎晩オカズにされんだろうな」
「や、だよ」
「俺以外の奴に妄想で犯されんだぜ?」
「あ……やっ」
「体舐め回されて、喘がされて、ズッポリ挿れられて」
「そ、れ以上言わないで……!」
卑猥な言葉で私を攻めたてる圭介は、私が嫌がる姿を見て心底楽しそう。そしてそんな彼の姿を見て下半身をきゅんきゅんさせる私は……やはり厄介な女だ。こういうところも相性がいいなんて、付き合う前は知らなかったな。当たり前だけど。
「でもよー」
「んっ」
「本当のを知ってるのは俺だけだと思うとさ」
「あっ、んあぁ!」
「すげー優越感だワ」
「はあっ、けーすけ……!」
また私の胸に伸びてきた圭介の手。右手でカッターシャツのボタンを外しながら、左手を服の裾から潜り込ませ、爪でひっかくように胸の先端をイジメてくる。ちょっと痛いくらいのそれは、私の胸からつま先へとピリピリした快楽をもたらして、下の口から喜びの涙がこぷりと溢した。