第1章 貴方は誰を選びますか (烏 青 音 梟)前編
ゴールデンウィーク明けの学校。
数日間 朝から晩まで一緒にいたせいか、1日OFFを挟んだだけでみんなに会うのが少し久しぶりな気がしてしまう。
「おはよう!」
『おはよう日向くん
今日も影山くんと朝練?』
「おう!今度も来いよ!」
『そうだね、行ってみる!
球出しくらいなら私もできるかな?』
「それすっげえ助かるよ!」
『ほんと!そしたら明日にでも行こうかな!』
「お、来てくれ!!」
朝から元気な日向くんと明日は朝練に参加することを約束した。毎日影山くんと朝も部活後も練習しているみたい。そんな体力どこから湧いてくるのだろうと不思議になるくらい。
「あ、そういえば研磨とメアド交換したんだ!」
『わー!研磨くんと!!』
あの研磨くんが他校生、しかも日向くんみたいなタイプの人と連絡先を交換するなんてびっくりした。けど久しぶりに少し楽しそうにバレーをしていた…気がする。
「は研磨と中学が一緒なの?
あと、トサカ頭のデカイ人!」
『うん、研磨くんと黒尾さんと一緒だよ』
「へー!すっげえなあ!東京かあ!
また一緒に練習したいな!!」
『そうだね、また一緒にできるといいね』
「おう!!!
あ、やべチャイム!またな!」
チャイムがなると同時に席へ戻っていく日向くん。ほんと朝から元気だなあ。
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昼休み、クラスメイトから頼みがあると言われて手紙を渡された。どうやら月島くんのことが好きらしく渡してほしいとのこと。
『私は別にいんだけど…
自分で渡さなくていいの?』
「むり!むりむり!
いらないとか言われたら泣くもん!」
『そ…っか、じゃあ渡してくるね!』
「うんごめんね、ありがとう!」
そう言って手をブンブン握られる。
ソワソワするから昼休み終わるまでは部活の昼練に参加する、と走ってどこかへいったクラスメイトを見送って月島くんのクラスを目指す。