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恋綴〜イケメン戦国短篇集

第1章 真夏の宵  ☆*:.。. 真田幸村 .。.:*☆


寝間着の袷を強引に開くと、たわわな胸乳がぷるんっと溢れ出る。
色白の胸のあちこちに、薄闇の中でも分かるほどにくっきりと赤い華が咲いていた。
昨夜付けたばかりの自身の欲の証が、幸村の欲望を更に煽り立てる。

ーちゅっ…ちゅううっ…

赤い華の上に唇を寄せると、上書きするかのように強く吸い上げる。
そのまま舌先を滑らせて胸の形を確かめるように舐め回すと、最後にパクっと先端を咥えた。
固くピンっと尖った先を舌でレロレロと転がし、唇で挟んで甘噛みしてやると、怜はビクンッと腰を揺らした。

「はぁ…んっ…いっ、あぁ…」

幸村は胸の先を吸いながら下から怜の顔を見上げる。

半開きの唇からは荒い吐息が溢れ、固く閉じられた目の端には薄っすらと涙が滲んでいた。
ほんのりと色付いた頬は、怜が夢現でも感じているのを表しているようで、そんな怜の様子は幸村をひどく興奮させた。

「くっ…怜っ…も、いい加減、起きろよ」

最初は起こさぬようにと心配していたはずなのに、今はもうそんなことも忘れてしまうぐらい、幸村自身が耐えられなくなっていた。

悩ましげに喘ぎながらも一向に目を覚ます気配がない怜の様子に、幸村の愛撫は益々大胆になっていく。

胸の先を指でクニクニと弄りながら、空いたもう片方の手を寝間着の裾へ忍び込ませる。
脹脛から太腿へと手を滑らせていき、足の間の女の部分へと到達すると柔らかな陰毛をくるくると弄んでから、茂みを掻き分けてグッと指を割れ目に押し込んだ。

ーつぷっ…ぐちゅっ…

「うっ…わっ…」

そこはもうぐっしょりと濡れていて、幸村の指はぬるりと泥濘みに沈み込んだ。溢れた蜜が手の平を濡らす。
ぐちゅりと卑猥な水音が耳を犯し、腰が熱く疼く。

(すげぇ濡れてる…っ、もうこんなになって…)

自分の愛撫に感じて身体を濡らす怜が可愛くて堪らず、幸村は怜の身体をぎゅうっと強く抱き締めた。


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