第2章 貴方と過ごす特別な日 ☆*:.。.伊達政宗.。.:*☆
「怜っ…」
とろんっと蕩けた目で懇願するように見つめてくる怜の半開きの唇を噛み付くように塞いだ政宗は、互いの身体を繋げたままで怜を反転させた。
ーじゅぶっ…ぐっちゅうぅ…
作業台の上に押し倒した怜の身体を上から挿し貫くように深く挿入する。
いきなりの深い挿入に驚いたように怜の目が見開かれて、次の瞬間、快楽に蕩けた喘ぎが溢れた。
「ひっ、ゔぅっ…」
「ゔっ、くっ…はっ…怜っ…」
ビクッと背を反らせる怜の膝裏を持ち上げて結合をより深くすると、ナカがきゅうっと切なげに収縮し、政宗もまた堪らず声を漏らした。
泥濘みの中を行き来するたびに、膣壁が生き物のように蠢いて吸い付かれるような何とも言えない感触に、腰が砕けそうになる。
肌を打つ乾いた音と耳を覆いたくなるほどひどく滑った卑猥な水音に、政宗も怜も否応なく欲の熱を煽られていた。
「んっ…政宗っ…あ…」
「怜、愛してる。お前の全部、俺のものだ。俺が守る。お前には傷一つ付けさせない。だから…俺に全部委ねてろ」
激しい行為の最中、優しい言葉とともに唇が重なる。
舌先を絡ませ合いながら互いに深くまで求め合う。
触れ合う唇から政宗の愛が溢れているように感じて堪らなくなり、怜は自ら政宗の首に腕を回して抱き締めた。
「っ…ふっ…政宗っ…私も、好きっ…離さないで…」
政宗の深い愛を感じながら、その愛に全てを委ねて、その夜、私はどこまでも深く溺れていった。