第2章 貴方と過ごす特別な日 ☆*:.。.伊達政宗.。.:*☆
「やっ…いやっ…んっ…深っ…あぁっ…壊れちゃ…」
グリッ、グリッ、と奥深くまで抉るように腰を強く押し付けられて、作業台の上に突っ伏した身体がギシギシと揺れ動く。
(んっ…奥っ、深いとこが揺すぶられて…気持ちイイっ…あっ、どうしよう、止まらない…)
政宗が腰を前後するたびに、二人の結合部からぬちゃぬちゃと粘着質な湿った水音が響き、溢れた蜜が太腿を伝って流れ落ちていく。
「くっ…怜っ、お前のナカ、すごく熱い。トロトロに蕩けてて、こっちまで溶かされちまいそうだ…はっ、堪らねぇな」
耳元でいやらしく囁きながら、政宗は舌先を伸ばして耳奥をねっとりと舐める。
「ふあっ…んっ…それ、やっ…」
一度に身体の色々な部分を刺激されて、立っていられないほどの快感に襲われた私は、ガクガクと震える足が崩折れてしまわないように必死に耐えていた。
「政宗っ…私、もぅ…」
(イキたい…もぅ…我慢できないよ…)
「まだだ、怜。まだ…もっと、もっとよくしてやる」
政宗は背中からぎゅうっと怜の身体を抱き締めて、焦らすように腰を緩やかに揺らす。
先程までの激しい突き上げとは打って変わって、抜けるギリギリまで引いてから浅くゆっくりと進めるような腰の動きは、じわじわとして気持ちはいいがひどく落ち着かなかった。
焦らされた怜はもっと深くまで欲しくなってしまい、淫らにも自分から尻を揺らしてしまう。
「怜っ…いやらしいな、お前。そんなに揺らして…俺を煽ってるのか?」
緩々と怜のナカを突きながら問う政宗の声も、欲を孕んで余裕なく掠れていた。
「はっ、うっ…あっ…政宗っ…も、欲しいの。お願い…もっと奥にっ…欲しっ…」
うわ言のように言う怜の淫らな言葉を聞いて、政宗の頭にカアっと熱が上る。
政宗に貫かれたまま僅かに顔を後ろに振り向けて強請る怜は、この上なく淫らで、堪らなく愛らしかった。
我を忘れて乱れる怜の痴態に、政宗もまた己の欲を限界まで昂らせていた。
(くっ…こんな風に強請られたら…我慢できるわけがない)