• テキストサイズ

(HQ|R18) セックストイを使わないと出られない部屋

第9章 ディルド


「ほなおいで、こっち」

俺はベッドの上で仰向けになって、両手を広げていちかちゃんを迎える。恐る恐る俺に跨り寄せた体をぎゅっと抱きしめた。この華奢な体、思いっきり抱きしめたら折れてしまいそう。

「ああ、もう可愛え。最高」
「そんな抱きしめたらできないから」
「ええやん、ちょっとくらい」
「だめ、それじゃ進まないから」
「へいへい。わっかりましたぁ」
「いちかちゃん、これからが本番だからね。俺もできるだけ優しくするから。もし痛かったりしたら遠慮なく宮君を殴るなり噛み付くなりしていいからね」
「いちかちゃんからサンドバックにされんのも悪ないな。でもそこは及川君の腕の見せ所やで」
「俺だって嫌な思いさせたくないから善処するよ」
「…はい。なら私も、頑張ります」

ああ、天使や。俺は今、天使を抱いてるんかもしれへん。多分、ここ天国。

「あ、宮君、先に言っとくけどキスは禁止だからね。どさくさに紛れてキスとか絶対にだめだからね」
「ええやん、ちょっとくらい」
「だめだから。もししたら全力で潰すから」

でた、この圧の無駄遣い。天国気分味わってんのになんやねん、ケチにも程があるわ。絶対どさくさに紛れてチューしたろ。
/ 66ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp